ボートレース桐生（ナイター）のヴィーナスシリーズ（6月25日～30日開催）は28日、4日目が終わって予選ラウンドが終了。29日に行われる準優勝戦のメンバーが決まった。

＜桐生 5日目 9R 準優勝戦＞
1枠 勝浦　真帆（岡山・岡山）通算7優出0V
2枠 寺田　千恵（福岡・岡山）通算344優出74V
3枠 今井　裕梨（群馬・群馬）通算28優出4V
4枠 向井　美鈴（山口・山口）通算111優出9V
5枠 山下　夏鈴（三重・三重）通算3優出2V
6枠 山川美由紀（香川・香川）通算380優出80V
※()内は出身・支部

　準優9Rの1号艇は勝浦真帆（岡山出身・岡山支部28歳）【写真下】だ。3･1･1･1･6･1着で予選3位に入る活躍。初日に3コース抜き、2日目に6コースまくり差し、3日目に2コース差し、4日目に1コース逃げと、連日白星を挙げる圧巻の内容で今節トップタイの4勝をマークしてきた。桐生では昨年のオールレディースに続いて当地2節連続の準優1号艇だ。

　勝浦の準優1号艇はこれが自身3回目。過去2回を振り返ると、2021年8月の鳴門一般戦（予選1位）では準優1号艇で転覆を喫し、2023年8月の桐生オールレディース（予選3位）では準優1号艇で2着と、いずれも敗れている。今度こそ勝ち切って三度目の正直なるか。

＜桐生 5日目 10R 準優勝戦＞
1枠 浜田亜理沙（広島・埼玉）通算62優出11V
2枠 大瀧明日香（静岡・愛知）通算139優出10V
3枠 福岡　泉水（兵庫・兵庫）通算0優出0V
4枠 蜂須　瑞生（群馬・群馬）通算8優出1V
5枠 塩崎　桐加（三重・三重）通算38優出3V
6枠 渡辺　千草（神奈川・東京) 通算119優出2V
※()内は出身・支部

　準優10Rは3号艇の福岡泉水に注目したい。2日目に3コースまくりと2コースまくり、4日目に4コースまくりを決めるなど、速攻を連発して5･1･1･6･2･1着で予選8位に入った。2連対率2位の好モーター68号機の快速パワーを存分に生かす走りを見せている。

　福岡の準優出は1月の尼崎オールレディース以来、約5カ月ぶりで通算8回目。過去7走はいずれも4～6号艇だったこともあり、5･6･4･4･5･6･3着と苦戦を強いられてきた。今回は自身初の準優3号艇。センター速攻を仕掛けるチャンス十分な枠番だけに、デビュー初優出をめざしてどんな走りを見せるのか楽しみだ。

＜桐生 5日目 11R 準優勝戦＞
1枠 松本　晶恵（群馬・群馬）通算129優出22V
2枠 細川　裕子（愛知・愛知）通算132優出15V
3枠 土屋実沙希（静岡・静岡）通算22優出2V
4枠 赤井　　睦（岡山・徳島）通算4優出1V
5枠 岩崎　芳美（熊本・徳島）通算155優出24V
6枠 後藤　美翼（東京・東京）通算12優出2V
※()内は出身・支部

　準優11Rの1号艇は地元の松本晶恵（群馬出身・群馬支部37歳）【冒頭の写真】だ。2･1･3･1･1･2着のオール3連対で予選トップ通過。松本の予選1位は2022年12月の尼崎ヴィーナスシリーズ以来で約1年6カ月ぶりと久々だ。

　松本は地元桐生で準優1号艇の経験が過去に11回もあり、5･2･1･1･1･1･1･1･2･1･1着で11戦8勝の1着率73％という好成績。今回も勝負強さを見せて優勝戦1号艇を確保するのか。

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