【BOATRACE】グランドチャンピオン4年ぶりVへ予選トップは徳増秀樹! 土屋智則、宮地元輝も準優1枠

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 ボートレース尼崎の「SG第34回グランドチャンピオン」(優勝賞金3600万円)は28日、4日間に及んだ予選を終了した。準優進出の最終ボーダーは得点率6.17。上位陣がひしめき合う大接戦の予選ロードで、トップ通過を果たしたのは7.60で徳増秀樹(静岡出身・静岡支部49歳)【冒頭の写真】。

 予選ラストの4日目8Rで6号艇だった徳増は、前付け3コースからまくり差しで2着に踏ん張り「思ったよりターン回りが良かったですね。行き足も問題ないし、足自体はいいです」と4・1・1・3・2着で大敗なしの予選ロードを総括。モーターの仕上がりにふさわしくスタートが決まっており、1号艇となった準優12Rを逃げて、自身2回目のSG制覇へ王手をかけよう。徳増のSG初Vは、ちょうど4年前の2020年6月宮島の第30回グランドチャンピオン。デビューから25年8カ月目での栄冠だった。ゲンのいいSGで再び主役を務める。

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 準優11R1号艇の土屋智則(群馬出身・群馬支部39歳)【写真上】は、今大会だけで23人が行った大整備(シリンダーケース、ピストン2個、ピストンリング4本)のセット交換に踏み切り、これが見事に奏功。4日目9Rでは5コースまくり差しから競り上がっての2着。見るからに3日目までとは別人の動きになった。「全体的に良くなっています。ターン後の押し感や、回転の上がりがいい」と、してやったりの表情。

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 注目度では準優10R1号艇の宮地元輝(佐賀出身・佐賀支部37歳)【写真上】も高いだろう。予選ラストの4日目前半2Rは5コースから鮮やかなまくり差し、後半9Rは入魂の1コース速攻でこの日、ただ1人の連勝。勢いは間違いなくトップクラスといえる。「3日目より格段にいい。ただ、走っているうちにプロペラが少し開いたようで違和感があった。その意味で、もう少し伸びしろがありそうです。優勝戦に乗ってお客さんの声援に応えたいです」と熱い胸の内を語った。

<尼崎 5日目 10R 準優勝戦>
1枠 宮地 元輝(佐賀・佐賀)
2枠 毒島  誠(群馬・群馬)
3枠 佐藤  翼(埼玉・埼玉)   
4枠 稲田 浩二(兵庫・兵庫)   
5枠 平本 真之(愛知・愛知)   
6枠 桑原  悠(長崎・長崎)
※()内は出身・支部の順 

 レース運びにおける充実度は宮地元輝が断然。地元の稲田浩二が4コースのカドから攻め込んでどこまでか。ようやく回り足が仕上がった佐藤翼からも目が離せない。

<尼崎 5日目 11R 準優勝戦>
1枠 土屋 智則(群馬・群馬)
2枠 山口  剛(広島・広島)   
3枠 池田 浩二(愛知・愛知)   
4枠 松井  繁(大阪・大阪)   
5枠 吉田 裕平(愛知・愛知)   
6枠 菊地 孝平(岩手・静岡)

 土屋智則と山口剛の内2人は、今なら万全の仕上がり。スタートがそろうと逃げ、差しのマッチレースになっても不思議はない。ただ、外枠ながらも菊地孝平に注目。「操縦性を含めて全部がいい」と文句なしで、自慢のスタート一撃が怖い。  

<尼崎 5日目 12R 準優勝戦>
1枠 徳増 秀樹(静岡・静岡)
2枠 桐生 順平(福島・埼玉)   
3枠 長田 頼宗(神奈川・東京)   
4枠 上條 暢嵩(大阪・大阪)   
5枠 西村 拓也(大阪・大阪)   
6枠 関  浩哉(群馬・群馬)

 1コースの徳増秀樹にスタート負けはなさそう。そうなると追撃争いの様相。最も攻め幅が広いのは4コースでカド想定の上條暢嵩。4日目8Rでは迫った徳増を1マークを回って突き放したように、回ってから出ていく勢いは抜群。西村拓也も予選で1着こそなかったが、道中競りに強い仕上がりが光っている。

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