【BOATRACE】逆転の予選トップへ 地元・稲田浩二が10R3号艇で大勝負! 尼崎SGグランドチャンピオン

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 ボートレース尼崎の「SG第34回グランドチャンピオン」は27日、開催3日目を終了した。桑原悠(長崎出身・長崎支部37歳)【写真下】がいよいよパワー本格化だ。2号艇だった3日目12Rは、1コース磯部誠の壁になる格好で、2コースから差して2着。これで3日間を2・1・3・2着にまとめ、4走32点の8.00で得点率トップに立った。

 桑原は回ってからの行き足が特に秀逸で、本人も「レース本番ではそこまで伸びませんが、バランスの良さがあります」と仕上がりに納得している。予選ラストの4日目は2R4号艇、10R6号艇で登場。この2走はとも強敵ぞろいだが、ここを大崩れなくまとめて予選1位から準優1号艇、優勝戦1号艇という王道を歩めるかどうか見どころだ。

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 3日目の傾向を振り返ると、1~4メートルの向かい風が吹く中、逃げが9回、差し2回、まくり差し1回と引き続きインが主導権を握るケースがほとんど。その流れが顕著だからこそ1号艇に組まれたレーサーは絶対に落とせない。

 地元の稲田浩二(兵庫出身・兵庫支部39歳)【冒頭の写真】も3日目9Rで1号艇に組まれ必勝態勢だった。結果は文句なしのスタート攻勢から押し切り勝ち。稲田はここまで4走で全てトップスタートを決めており、さすがのひと言。本人は「スタートは合わせながらしっかり行けました。無難にレースできる感じですね。(整備は)何かやりたいような気がしています」。

 いつもながらのクールな受け答えながら、稲田は地元でSG初制覇という悲願に向かって、もうひと足上積みを狙いたい本音をちらりとのぞかせた。得点率は7.50で2位タイ。準優1号艇しかも逆転の予選トップ通過へ、4日目は10R3号艇の1回乗りで勝負。6号艇にいる桑原との直接対決で、こん身の“イナダッシュ”を見せるか。

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 徳増秀樹(静岡出身・静岡支部49歳)【写真上】も大崩れなく予選でポイントを稼ぎ、得点率は7.50で稲田、土屋智則と並び2位タイ。こちらも3日目は1号艇だった前半2Rを逃げ切り、後半11Rは2コースから差しが流れつつも粘って3着。2R後に「本番では向かい風がきつかったですね。足はトータルでは良い意味で普通」とコメントした。4日目は8R6号艇の1走。準優進出には5着でも大丈夫だろうが、1つでもいい準優の枠番確保へ1走入魂だ。

 4日目12Rのメンバーと3日目終了時点の得点率順位は次のとおり。

<尼崎 4日目 12R 予選>
1枠 峰  竜太(佐賀・佐賀)6位タイ
2枠 篠崎 元志(福岡・福岡)6位タイ
3枠 深谷 知博(静岡・静岡)34位
4枠 吉田 裕平(愛知・愛知)24位タイ
5枠 佐藤  翼(埼玉・埼玉)23位
6枠 池田 浩二(愛知・愛知)6位タイ
※()内は出身・支部の順

 予選のラストカード12Rは全員が4日目2走の後半戦となる。峰竜太が「足は節一級。完調といっていい」と語っており、予選最後を締めくくりそう。2コース篠崎元志も準優でいい枠番を狙うためにも仕掛け遅れは考えにくい。仕上がりも上位ランクで、手堅く内2人の両立ムード。ただ、その次は非常に難解。ここは3日目に気配をグンと上げてきた深谷知博と吉田裕平に注目。

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