<国内男子ゴルフ>海外仕込みの大型新人・大石敦也が逆転優勝(QT前哨戦)

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
チーム・協会

【(JGTO)】

■QT前哨戦「SMBCモビットQTチャレンジ」 6月26日ー27日 / 山陽ゴルフ倶楽部(岡山県)7174yard・par72 ▼ 27日・大会最終日
海外仕込みの大型新人が、逆転でチャンスをつかんだ。

ツアーの出場予選会・クォリファイングトーナメントの前哨戦として行われた「SMBCモビットQTチャレンジ」で、昨年プロ転向したばかりのルーキー大石敦也(おおいし・あつや)が4打差の5位から出て優勝。
優勝賞金50万円と、QTセカンドステージへの出場権を獲得した。

初日首位の松村本盛(まつむら・ほんじょう)は、1オーバーの「73」を打ち、2打差の5位タイに終わった。

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【大型新人です】

大石は、この日1番と3番でボギーを先行させたが、その後7バーディで起死回生。ミスにくじけず挽回できたのは、ハワイ留学中に出会ったメジャー覇者の恩師の助言があったから。

1987年の全米オープンを制したスコット・シンプソンとは、ハワイ大学在学中に出会ったそうだ。
前夜も電話で「試合でスコアを伸ばしずらい」などと相談したところ、「スコアは意識せず、目の前の1打に集中しなさい」と言われたことで、序盤のボギーにも焦らず5アンダーの「67」をマーク。
通算9アンダーと巻き返し、2位と1差で勝ち切ることができた。

広島県出身で、10歳からゴルフを始め、同じ中国地方出身の久常涼(ひさつね・りょう)は1つ年下。
また、同学年には昨年11月の「ダンロップフェニックス」で史上7人目のアマVを達成した杉浦悠太(すぎうら・ゆうた)らがおり、大いに刺激を受けている。

「将来はマスターズに出たい」と夢を語るが、QTはツアーメンバー資格が得られるファイナルまで3ステージある。
優勝の大石には、そのファーストが免除されたが、ゴールはまだ先。
「これからもQTは続きますが、まずは来年のツアー出場目指して頑張ります」。

181センチの長身が目を引く。
海外仕込みの大型新人は、引き続き気合を入れなおした。

なお、本大会は今週の山陽ゴルフ倶楽部に続いて、次週は7月3日ー4日に茨城県のロックヒルゴルフクラブでも行われる。

<大会概要>
■大会名
SMBCモビットQTチャレンジ<山陽ゴルフ倶楽部>
■主 催
一般社団法人日本ゴルフツアー機構
■特別協賛
SMBCモビット
■開催会場
山陽ゴルフ倶楽部(岡山県)
■日 程
6月25日(火)指定練習日
6月26日(水)第1日(予選ラウンド)
6月27日(木)第2日(決勝ラウンド)

■賞金総額
2,500,000円 (優勝賞金 500,000円)
※優勝者は、2024年度JGTOクォリファイングトーナメント・ファーストステージを免除する
■競技方法
36 ホールストロークプレー

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