【BOATRACE】池田浩二、桐生順平、長田頼宗が待望の白星ゲット 尼崎SGグランドチャンピオン

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 ボートレース尼崎の「SG第34回グランドチャンピオン」は26日、2日目を終了した。池田浩二(愛知出身・愛知支部46歳)【冒頭の写真】は前半5Rで5コースからコンマ09のトップスタートを決め3着に粘り込み、1号艇の後半11Rはコンマ16とやや隊形は悪くなった1コースだったものの、スリットから伸び返して先制に成功。

 2日目終了時点で池田が2・3・1着とオール3連対で得点率トップに立った。池田は11R後、「風か気温か、スタートは届いていなかったですが、2番がいいガードになって…。足は普通ぐらいですね。回転の上がりが鈍い気がするのでターンは遅く感じました。プロペラ調整だけでいきたい」と課題を話した。3日目は7R3号艇で登場。予選はまだ2、6枠が残っているだけに、ここを大崩れなくまとめたい。

 2日目8Rでは、初日ドリーム勝ちの茅原悠紀が4コースからフライング(+03)で賞典除外になるアクシデントがあったが、逃げは8本と引き続きイン戦が強かった。ただ、さすがにSGレーサーたち、展開のアヤもあるとはいえ、調整を合わせてきてのまくりやまくり差しも決まりだした。1コースが逃げた場合でも5、6コースが絡むケースも見られた。

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 そんな中で上積みを見せたのが、10Rで1コース速攻から待望の白星をゲットした長田頼宗(神奈川出身・東京支部39歳)【写真上】だ。長田は「1マークは少し遅れ気味でしたが、舟の返りは良かったです。初日の感じだと苦しいと思ったので、セット交換(ピストン2個、ピストンリング4本、シリンダケース)をしました。これがいい方向にいきましたね。戦える感じは出てきたので、あとは選手です」とモーターのムード良化に気合の表情。3日目は2R3号艇、7R5号艇が出番。今なら展開をうまくとらえることが可能だ。

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 桐生順平(福島出身・埼玉支部37歳)【写真上】も着実に気配を上向かせた。こちらは2日目前半7Rで5コースから混戦を突き3着。後半12Rを逃げ切った。桐生にとって尼崎は2015年にSGボートレースクラシック、2016年にG1の64周年記念を制した実績水面。その点も踏まえて、勝った12R後は「スタートは起こしでタメすぎたのでフルダッシュでした。水面が良くて助けられましたね。上積みはあります。ただ、いつもの尼崎よりターン回りのスムーズさが足りないので、そこを良くしたい」とコメントした。これで得点率は6位タイに浮上。3日目は5R4号艇、9R6号艇の2走。相性の良さを正念場で発揮したい。

 注目カード、3日目12Rのメンバーと2日目終了時点の得点率順位は次のとおり。

<尼崎 3日目 12R 予選>
1枠 磯部  誠(愛知・愛知)33位タイ
2枠 桑原  悠(長崎・長崎) 2位タイ
3枠 重成 一人(香川・香川)30位タイ
4枠 西村 拓也(大阪・大阪) 8位タイ
5枠 篠崎 仁志(福岡・福岡)26位タイ
6枠 羽野 直也(福岡・福岡) 6位タイ
※()内は出身・支部の順

 磯部誠はこの1コース戦を勝って準優に望みをつなぎたいが、予想外に11号機が言うことを聞かない。ここは波乱含みのムードが漂う。中心はパワー上位の桑原悠。2コースから磯部次第で自在ハンドルを繰り出す。4コースのカドになる西村拓也も水準以上の仕上がりで見せ場をつくりそう。大外でも羽野直也のレース足が光っており、偶数艇3人の上位独占があるかもしれない。

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