イースタンヤング優勝ならずもヤング世代のリーダー関浩哉がSG戦線をゆく!

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【(C)BOATRACE 関浩哉】

20日に終わったボートレースからつの「G3第11回ウエスタンヤング」では新開航が6コースまくりを決め優勝。9月にボートレース桐生で開催される「プレミアムG1第11回ヤングダービー」の優先出場権を手に入れたが、きょう21日に終了したボートレースびわこの「G3第11回イースタンヤング」は豊田健士郎が1コースから逃げを決め、権利を手にしている。

「プロペラ調整で挑戦する中、たくさん失敗を経験しましたが、今年の地元ゴールデンウイーク戦の調整を他のレース場でもやってみようと思い立ったことが今の成績につながっています」。
豊田がこう語ったのは優勝セレモニーの席上。5月以降の活躍は以下のとおり。2月の芦屋や4月の住之江を含め今年V6と飛ばしに飛ばしている。現時点での今年優勝6回は、全ボートレーサー中で最多である。

5月5日津 優勝(1コース逃げ)
5月19日平和島G2 1着なし
5月29日からつ優勝(4コースまくり)
6月9日多摩川 優勝(1コース逃げ)
6月21日びわこG3 優勝(1コース逃げ)

【(C)BOATRACE 関浩哉】

この豊田健士郎をもって「すごい」と言わしめたのが、優勝戦で豊田に肉薄した関浩哉(群馬出身・群馬支部29歳)【写真2枚】。その猛追はすさまじく、1着の豊田健士郎のレースタイム1分50秒2に対し、2着の関浩哉は1分50秒3。約2メートルの微差であった。

「すごい」とはレース力のこと。「もう振り切ったと思ったら、すぐ後ろにいてびっくり。焦りました。でもあれが関浩哉なんです。ギリギリの勝利でしたが、こういう同期と戦うことができてよかったです」と、表彰セレモニー後にひとこと。切磋琢磨(せっさたくま)の関係が人を成長させることを感じさせる発言だった。

「誰もしたことのない調整やターンを追求し続けたい」と語るヤング世代代表・関浩哉は、昨年12月の住之江SGグランプリシリーズで優出(4着)。今年1月には大村のプレミアムG1 BBCトーナメントで優勝。以降、ボートレースオールスター(多摩川)では準優3着だった。SG出場は今後も続き、今月25日からのグランドチャンピオン(尼崎)にもその名を連ねているばかりか、オーシャンカップ(大村)、ボートレースメモリアル(丸亀)まで連続でSGあっせんが決まっている。
まさにヤング世代の中心星が関浩哉。イースタンヤング2大会連続Vはあとわずかの差で成し遂げることができなかったが、その悔しさをぶつける尼崎グランドチャンピオンに期待したいものだ。
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