マリーンズ浦和通信 VOL1  寺地隆成編

千葉ロッテマリーンズ
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寺地隆成捕手 【千葉ロッテマリーンズ提供】

 千葉ロッテマリーンズの期待の新生たちのインタビュー「マリーンズ浦和通信」。記念すべき第1回目は卓越したミート力を武器に新人ながら躍動を続ける次代の正捕手候補 寺地隆成捕手をクローズアップする。(インタビュアー 千葉ロッテマリーンズ広報室 上村みのり)

Q1 マリーンズにはもう溶け込みましたか?

 半分くらいです。溶け込めたり入り溶けこめなかったり。新人らしさというか先輩に仲良く話しかけにいけることはまだないので、話しかけてくれたりしたら結構話せるようになってきて会話も続くようになってきたんですけど、まだ自分からというのはまだできないです。

Q2 気にかけてくれる先輩はいますか?

 やっぱり、キャッチャー陣の松川虎生さんとかは結構話しかけてくれますし、コーチでいうと江村バッテリーコーチがとても気にかけてくれます。バッティングでも栗原打撃コーチとかサブロー監督とか堀打撃コーチもそうですけど、教えてくれたり声をかけてくれたりしますね。

Q3 マリーンズの印象は入団する前と今と違うところはありますか?

 特には感じないですけど、一軍と二軍でやっぱりレベルが違うんだなって。二軍のピッチャーも全然凄いですけど一軍にあがるともっと凄いピッチャーが多いんだろうな。って感じることはあります。チームの印象というよりかは野球で印象が違うかなって思います。

Q4 野球をする環境が変わり苦労したところはありますか?

 寮生活も元々やっていたんで、苦労するっていうよりかは、環境もいいんで。自分のやりたいこともやれるんで。苦労していることはないです。

Q5 プロ野球選手になって自分自身変わったことはありますか?

 試合に出していただいている以上、結果を出さないといけないっていうのはありますね。やっぱりキャッチャーとして獲ってもらってるのもそうですけど、打撃で一番評価されていると思うんで。それこそDHで出させてもらってますし。プレッシャーじゃないですけど打撃で見せないと。っていうのはありますね。

Q6 一流のプロ選手と一緒にプレーをしてみてどうですか?

 絶対誰しも飛びぬけてるものが1個はあるじゃないですか。例えば、バッティングがあんまりっていう選手が守備めちゃくちゃうまいみたいな。これなら勝てるっていうのが、自分はまだ1個もないんで。打撃でもずば抜けるっていうのがチームの中でも自分はまだないんで。そういうところは一流だなって感じますね。

Q7 今後どうやって見つけていきましょうか?

 打撃で1番目指したいってのはあるんですけど、1番は打てる捕手になりたいっていうのがあるんで。打てる捕手になれば球界でも1・2を争えるんじゃないかなと思います。

Q8 捕手として出場機会も増えている中で、先輩方の投球を受けてみてどうですか?

 球の力の強さとかコントロールの良さとかが全然違います。高校だとカウント不利になったらストレートみたいな感じだったんですけど、甘いコースに構えるとかじゃなくて、真ん中低めとかに構えておけば、ピッチャー不利のカウントでもストレートだけじゃなくて変化球でカウント取れたりとか、逆にカウント不利でもストレートで投げていってファール取って追い込むってこともできるので、幅広さっていうか。球種であったりとか、投球での内容が違いますね。

Q9 特に衝撃を受けた投手はいますか?

 高野さんのストレートがめちゃくちゃ強いっすね。ストレートって高めに浮いちゃうと打たれやすいじゃないですか。高野さんはそういうのあんまりないかなって。低めに決まるときも、抜けたらボール球じゃないですか。バッターからしたらラッキーみたいな。それは球の力の強さでファールになってくれたりとか。ストレートで追い込めてすごいなって感じですね。

Q10 捕手をする上で心掛けていることはありますか?

 とにかく今自分ができることを全力でやって、試合でできなかったことを試合の後とかで復習して1つ1つ日々克服していくっていうところを今やってますね。先輩方からのアドバイスもいただいても何が自分に合っているかまだわからないので、全部試していて何が自分に合うのかを考えながらやっています。

Q11 ミットのこだわりは? 

 全然ないっすね(笑)とにかく今は取らないといけないので、取れるようになってからじゃないと、こだわっても意味ないですね(笑)色もぱっと見、かっこいい感じだったらいいかなと思って(笑)

Q12 打率が上位を争える成績を残していて数字で表れていますが、その辺りいかがですか?

 序盤なんで、研究とか全くされてないと思うんで。高卒ですし研究とか気にされるバッターではないと思うんで。積極的に打つっていうのが一番今の結果に繋がっているんじゃないかなと思います。

Q13 今後研究されていく中で、この打撃の成績を継続するためにはどういったことが必要だと思いますか?

 やっぱり、弱気にならないことですね。積極的に振るのって勇気もいると思いますし。1球目から振って中途半端なバッティングしてしまったら悔いが残るっていうか情けなさも出てくると思うんで。でも1年目なので積極的に振っていかないと打率も残せないと思いますし、サブロー監督とかにも良い印象を持ってもらわないとその次は使ってもらえないと思うんで、はつらつさというか1年目らしく、元気に積極的にプレーしてミスを恐れずやりたいなと思います。

Q14 逆方向への強い当たりが印象的なんですけど、何か意識しているんですか?

 ライト方向に打とうと思うと開く癖があるので、状況に応じてですけど基本は右中間から左かセンターから左を意識してバットを振ってます。ホームランバッターではないので、特徴で言ったら外野の間を抜くような打球っていうのが自分的には多いと思うので。

Q15 練習が大変だったりしんどかったりしたとき、モチベーションはどうやって保っていますか?

 ONとOFFをはっきりさせるのと、やっぱりオフですよね「あと何日でオフやん!」みたいな。あと、一番は甘いものですね。アイスとかめちゃくちゃ好きで。アイスとかドーナツとかが好きで結構それも自分の気持ちを支えてもらってる気がしますね。

Q16 今後の意気込みをお願いします

 今年の目標に掲げている一軍出場ができるように、打撃もまだ波があるので、いつも同じ形は無理かもしれないですけど、その日その日で自分と見つめ合って、いかにその試合を良い成績が残せるようにっていうのを考えていって、毎日毎日練習して見つめ合っていって、もっとレベルアップができるように日々の練習から頑張っていきたいと思います。

寺地隆成プロフィール:2005年8月19日生まれ。177センチ、82キロ。右投げ左打ち。23年ドラフト5位。明徳義塾高校卒。東京都出身。背番号65


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球団に関するニュース、球団広報によるコラム、オフィシャルライターによるチームのこぼれ話や球団情報をお届けします。お楽しみに!!

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