【BOATRACE】峰竜太は27%モーターを全力整備で思いのたけ伝える 多摩川SGオールスター開幕
多摩川のモーターはこれが使用開始6節目と、また機歴が浅い状態だが、好モーターと注目を集める2基のうちの1基である49号機は関東のエース格の1人である桐生順平(埼玉支部37歳)【写真下】が手にした。調整がマッチすれば行き足から伸びに期待が持てる機で、ドリーム班の1班では6、2、6コースからスタート練習をして、3本ともにスリット付近に関しては好内容の気配を示していた。しかし本人は「プロペラもまだ見ていない状態ではあるけれど、ターンで全く進んでいないですね」と手応えを感じていない様子。実戦の動きに注目していきたい。
また、桐生と並ぶ関東のエース格・毒島誠(群馬支部40歳)【写真下・前検】は前操者の稲田浩二が優勝した14号機を手にした。「出足が甘かったですね。全部ひととおり見ていきたいです」と前検の手応えはバッチリという様子ではなかったが、「(今大会に)かける思いはすごく強いです。取りたいですねー。多摩川はすごく良くしてもらって、いいイメージがある水面です。ファンの皆さんと一緒に走る気持ちで精いっぱい走ります」と意気込みを語っていた。
ファン投票順に選出された初日注目の12Rドリーム戦は以下の6人【写真下・右から枠番順】。今年の獲得賞金も記した。
1枠 峰 竜太 (佐賀) 3516万円
2枠 池田 浩二 (愛知) 2445万円
3枠 毒島 誠 (群馬) 5789万円
4枠 西山 貴浩 (福岡) 3214万円
5枠 馬場 貴也 (滋賀) 2408万円
6枠 桐生 順平 (埼玉) 2818万円
※()内は支部
2万2497票のファン投票を集めて、1号艇に選出されたのは峰竜太(佐賀支部39歳)【冒頭の写真】。ボートレースオールスターは3年ぶり14回目の出場。タッグを組む70号機は2連対率27.5%で下から4番目。手応えの方は「評判がすごく悪くて、自分でもこれはダメだなって思ったけど、プロペラにやる部分があった。それで、建前の足はきたので、あとは本質の足を求めて本体を整備していきたい」と表現している。
オールスターへの思いは人一倍強い峰。「ファンの方にチャンスをもう一度もらえたと思っている。人の思いは分からないけれど、この大会にかける思いは誰より強いと思っています。ボートレーサー人生をかけていく。言い訳はしないで、優勝を狙っていきたい」とその意気込みを話している。思いのこもった走りに注目したい。
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