蒲郡の短期決戦優勝戦 通算2000勝達成の池田浩二が絶対軸
【©BOATRACE 池田浩二(2000勝達成直後)】
ツートップの1人、赤岩善生は機力劣勢で優出できなかったが、もう1人の池田浩二(愛知支部46歳)【写真2枚】は得点率トップでファイナルに進出。圧倒的な人気を背負うことになる。
【©BOATRACE】
81期生として1997年11月19日に常滑でデビュー以来、6162走目で成し遂げた記録だ。1着率は32.5%。それもトップレーサーばかりが集う記念戦線を中心とした偉業である。
「単価が高いですね…」。
これは27日場内で聞いたファンのことば。賞金が高いSGやG1での活躍をたたえる発言である。そこで単純計算をしてみた。
池田浩二の生涯獲得賞金額は22億3300万円あまり。これに上記の1着率32.5%を掛けると約7億2572万円だ。そして1着回数2000で割れば「単価」が出る。
…答えは約36万2800円である。
驚くべきことに、SGやG1レースの予選1着賞金よりも高いのだ。SGV10、G1V14がもたらした値であることは論を待たない。
そして、ファンはその動向や価値をよく知っているのだ。
【©BOATRACE 池田浩二】
12R優勝戦の締切予定時刻は夜8時31分。百戦練磨の勇者の舞に注目したい。
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