【BOATRACE】2000勝達成の池田浩二も認める佐藤隆太郎の快速ぶり 蒲郡優勝戦

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 4日制で行われてきたボートレース蒲郡(ナイター)の「土曜夜は『テレビ愛知あたりまえワールドが最高!』杯」は28日、最終日の12Rで優勝戦を迎える。

 27日の予選最終日を振り返ると、北西からの右横風1メートルで1Rが開始されたが、5~8Rは向かい風1~2メートル、9R以降はまた右横風に戻って行われた。

 決まり手はまくり差しが最多の6本、逃げが3本、まくりが2本、差しは1本だった。配当面では、インが3勝どまりだった割には万舟券がゼロ。3連単の最高配当は10Rの6430円だった。

 ファイナリスト6人の決定は9Rまでの得点率上位とあって、予選最終日はトップ争いとボーダー6位を巡る攻防が激しかった。2日目まで得点率トップで並んでいたのは池田浩二(愛知支部46歳)【冒頭の写真】と久田敏之。出番が早かった久田が5Rで4カドからまくり差しを決めると、8Rでは池田も4カドからまくり差し。得点率は並んだままだったが、1着本数の差で池田が首位の座を死守した。

<蒲郡 最終日 12R 優勝戦>
1枠 池田 浩二 (愛知支部)
2枠 久田 敏之 (群馬支部)
3枠 佐藤隆太郎 (東京支部)
4枠 尾上 雅也 (埼玉支部)
5枠 谷津 幸宏 (埼玉支部)
6枠 椎名  豊 (群馬支部)

 池田浩二は3日目後半の一般記者特選12R(得点率はノーカウント)を逃げ切り、1997年のデビュー節で2勝して以来、通算2000勝のメモリアルゴールを飾った。「2000勝は価値観で言えば、俺の中では大したことだとは思ってないです。何勝したかよりも、賞金を稼いだ方が価値があると思うので。これからも稼げるように頑張ります」と話した。そして49号機については「前の人(渡辺豊)のままで、ほぼノーハンマーでいっている。グリップ感はいいけど、足的には普通だと思う。(優勝戦の)3番(佐藤隆太郎)は出てますね」とジャッジした。

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 その佐藤隆太郎(東京支部29歳)【写真上】は「仕上がりはいいと思います。特徴は伸びですが、乗り心地も良くなっています」とニッコリ。「今節の中では上位だし、足は文句ないです」と胸を張った。佐藤は3月下旬の平和島Vを手始めに津(2着)、三国(2着)、そしてここ蒲郡と4連続優出。勢いを武器に地元の総大将・池田にチャレンジだ。

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 予選最終日に連勝して優勝戦に駒を進めてきたのが尾上雅也(埼玉支部29歳)【写真上】。「後半は伸びを求めてバランスが取れていたし、プロペラをやると反応がある。エンジンがいいと思います」と39号機を称賛した。前検日に勝率6.19で蒲郡入りしたが、今節の活躍で勝率は6.26まで上昇。「A1のことだけを考えて来ました」とA1カムバックの目標達成が現実味を帯び、笑みがこぼれていた。
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