芦屋「日本財団会長杯争奪戦」 北村征嗣が45歳の誕生日前日に優勝!
【(C)BOATRACE 北村征嗣】
「優勝でき、とてもうれしいです。プロペラ調整がうまくいったので、レースには余裕を持って臨めました。追い風がきつかった割には、1周1マークをしっかり回れたと思います。自分は九州の水面自体が好き。だから芦屋もです」と、優勝後は満面の笑み。芦屋では2004年6月のタイトル戦以来、2回目の栄冠を手にしたことになる。
そんな大阪支部の中堅はあす4月25日が45歳の誕生日。とうとうマスターズ世代に入ることになるが、レースにかげりはまったくない。
今期まで20期連続でA1級をキープしているだけでなく、来期も継続が確定的。目立つわけではないが、ぬかりなく戦うことのできるアスリートである。
次のあっせんは5月2日に開幕する住之江の「オール大阪2024ラピートカップ」。大阪支部ナンバーワンを決めるシリーズは強豪ぞろいで激戦必至だが、自身のレーシングウエアに刻まれている「Bonne Chance」の精神で最善を尽くすことだろう。
【(C)BOATRACE 北村征嗣】
職業としてのボートレースだけでなく、趣味とはいえないほど大好きな自転車ロードレースを通じ培ってきた「仲間やファンとの共感」を大切にするのが北村征嗣。その「Bonne Chance」ぶりに注目したい。
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