【東京都サッカートーナメント】終始ゲームをコントロールされるも劇的AT弾で決勝進出!

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 4月21日(日)東京都サッカートーナメント準決勝のエリース東京(社会人代表)戦が行われた。日本大学サッカー部は、先制点を奪うも終始ゲームをコントロールされ苦しい展開となったが、アディショナルタイムに猪野毛日向(文理学部4年/町田ユース)の値千金のゴールで打ち合いを制し、決勝戦進出を決めた。

2得点で存在感を示したFW熊倉弘達(法学部4年/前橋育英) 【日本大学サッカー部】

 関東大学サッカーリーグ戦1部で1勝1分の4位に付けている日本大学サッカー部。今シーズンは昨シーズン以上の成績を追求しトレーニングに励んでいる。その成果として2024天皇杯の予選となっている東京都サッカートーナメントで快進撃を続けている。早稲田大学と共に学生代表となり、社会人代表であるエリース東京(関東社会人リーグ1部)との準決勝が味の素フィールド西が丘で開催された。

 リーグ戦同様にアグレッシブにボールを奪いに行く日本大学と、丁寧にボールをつなぎ崩しを試みるエリース東京。互いの得点シーンにその特徴が色濃く出た内容であった。

 試合開始からエリース東京のボールを果敢に奪いに行く日本大学。前半6分、相手ゴール前でのボールを奪うと熊倉弘貴(法学部4年/前橋育英)が左足を振り抜く。そのボールが相手DFの手に当たりPKを獲得。それを双子の弟、熊倉弘達(法学部4年/前橋育英)が冷静に決めて先制に成功する。
 先制されるも、エリース東京は慌てることなく丁寧にボールをつなぎ日本大学の隙を突いていく。日本大学は自陣でブロックを組むが、中央を簡単に崩されエリース東京のエース松岡に豪快なミドルシュートを決められ1-1の振り出し。

 その後も果敢に奪いに行く姿勢を崩さぬ日本大学は、前半18分、エリース東京のビルドアップを奪い切り、熊倉弘達がこの試合2点目となるミドルシュートを右隅に決め2-1とした。
 スコアこそ優位に立っているものの、ボールを支配され主導権はエリース東京。お互いに相手を攻略し始めると日本大学のプレスは丁寧なつなぎで回避されてしまう。一方、奪ったボールを簡単に失ってしまう日本大学は、なかなか自分達のペースに持ち込めないまま2-1で前半を終えた。
 スコアは2-1だがボールを支配され、精神的な疲労が隠せない日本大学。社会人チームが相手であるが故の流れか、ハールタイムで修正したいところだ。

 後半もスタイルを崩さないエリース東京。修正を試みるも、なかなか上手くいかない日本大学。後半64分、右サイドを簡単に崩され2-2の同点とされてしまう。
 以降も攻めるエリース東京と、守る日本大学の構図は変わらぬまま、互いに決定機を作りながらも時間は経過し、延長戦突入も視野に入れながらの展開となったが、アディショナルタイム3分、自陣でボールを奪った日本大学は、熊倉弘達を起点に左サイドに持ち運ぶ。後方から追い越した猪野毛日向のクロスはゴールを越え得点にはならずと思われたが、右サイドの永田亮輔(経済学部4年/横浜FCユース)が上手く折り返すと、再び倉熊弘達が起点となり、左サイドからクロスを上げた猪野毛がゴール前で決め切り、劇的な決勝弾となった。

値千金のアディショナルタイム弾 MF猪野毛日向(文理学部4年/町田ユース) 【日本大学サッカー部】

大学生が相手ではない難しさもあったが,勝って反省出来ることをプラスに捉え、次につなげたい。リーグ戦の合間に天皇杯予選を戦える喜びを噛みしめ、歴史を塗り替えるために挑み続けるチームに引き続きご支援とご声援のほどよろしくお願いいたします。

決勝進出を喜ぶ選手達 【日本大学サッカー部】

次戦の予定


【関東大学サッカーリーグ戦】
4月27日(土)
vs駒澤大学 14:00KO @日本大学アスレティックパーク稲城サッカー場

【東京都サッカートーナメント決勝】
5月11日(土)
vs横河武蔵野FC 14:00KO @味の素フィールド西が丘



画像:日本大学サッカー部 広報班
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著者プロフィール

日本大学は「日本大学競技スポーツ宣言」を競技部活動の根幹に据え,競技部に関わる者が行動規範を遵守し,活動を通じた人間形成の場を提供してきました。 今後も引き続き,日本オリンピック委員会を始めとする各中央競技団体と連携を図り,学生アスリートとともに本学の競技スポーツの発展に向けて積極的なコミュニケーションおよび情報共有,指導体制の見直しおよび向上を目的とした研修会の実施,学生の生活・健康・就学面のサポート強化,地域やスポーツ界等の社会への貢献を行っていきます

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