鳴門第25回マスターズチャンピオン優勝戦 “薩摩魂”赤岩善生の進入見もの!

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【©BOATRACE 赤岩善生】

ボートレース鳴門のプレミアムG1「第25回マスターズチャンピオン」は21日が最終日、12Rが優勝戦だ。
ファイナル6選手のコメントを以下に整理した。

1号艇 菊地孝平「出足と伸びのバランスが取れており納得の舟足」
2号艇 寺田 祥「舟足・乗り心地ともにいいが、特に伸びがいい」
3号艇 吉川元浩「特長だった直線系に加え出足や乗り心地も上昇」
4号艇 谷村一哉「伸びは負ける人がいるが、出足と乗り心地いい」
5号艇 松井 繁「チルト0度にして良化。バランスが取れている」
6号艇 赤岩善生「グリップ感と行き足へのつながりがとてもいい」

5日目の準優10R同様、この優勝戦もコース取りが激しい。いつも泰然自若な松井繁が「荒れるでしょうね…」と取材陣に語るほどだ。

カギは6号艇の赤岩善生(愛知支部48歳)【写真2枚】。「1つでも内でスロー発進」と明言していることから複数ケースが想定される。
「156/234」「1356/24」が大方の予想だが、谷村一哉が「大外に出たくない」と語っていることから、枠なりオールスローも考えられる。
さらに、伸びに特徴ある寺田祥の単騎ガマシ、「13456/2」もありうるだろう。

【©BOATRACE 赤岩善生】

いずれにしても、薩摩をルーツにもち、「薩摩魂」を胸に刻むサムライの闘志がレースを動かすことは確か。
「最近の自分は勝負弱くていけない」と自戒する赤岩善生がどんな勝負を見せるのか注目である。

【©BOATRACE】

第25回マスターズチャンピオンのもようを伝える公式YouTube最終日は、ゲストに落語家の春風亭一蔵さんを迎え14時から配信される。
マスターズチャンピオン優勝戦は落語になぞらえれば「トリ」。その高座の「オチ」が楽しみだ。
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