【BOATRACE】菊地孝平が準優12R1枠 齊藤仁&濱野谷憲吾も活発 鳴門マスターズチャンピオン

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 ボートレース鳴門のプレミアムG1「第25回マスターズチャンピオン」(優勝賞金1300万円)は19日、4日間の予選を終了。トップ通過はラスト2走を2、1着にまとめた菊地孝平(静岡支部45歳)【冒頭の写真】だ。後半12Rはこの日最速タイムタイとなる1分47秒7で逃げ、トップスタートの快勝だった。

 菊地の天性のスタート勘は今節も抜群で「いい入りができたと思ったけれど、保険をかけた」と、ある意味で大時計と呼吸はぴったり。「上位で通過できそうだったので、レスポンス(反応・回転の上がり)系の調整を試して、十分に良かったです」と、余裕たっぷりのコメント。出番はもちろん準優12R1号艇。このまま王道を歩んで頂点に上り詰めるか。

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 その菊地に迫る好仕上がりを誇るのが齊藤仁(東京支部46歳)【写真上】。こちらは4日目6Rでトップスタートからきっちりイン速攻。予選ラストの後半10Rは4艇を回して5コースから最内を差し伸びた。足の特徴は出足・回り足が二重丸の完全な実戦向きでコースを問わない。「足がしっかりしていて回った後のつながりもいい。試運転と展示では乗りにくいのに、レースでは乗りやすい。エンジンの機嫌はいいんで、機嫌を損ねないようにしっかり頑張ります」と話した。準優は菊地と同じ12Rでの2号艇。1マークを冷静に対処すれば、大崩れは考えにくい。

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 準優11Rの1号艇を勝ち取った濱野谷憲吾(東京支部50歳)【写真上】も安定感たっぷりのレースぶりが光る。強烈なインパクトを残したのが予選ラストの9R。6コースから差し伸びて勝ち、3連単6-1-4は2万4540円の51番人気で、この日の3連単万舟券5本の中でも最高配当だった。

 勝った濱野谷は「最内を差すしかイメージしていなかった。田村隆信選手に追われて不安でしょうがなかったけれど、明日もまたここに戻ってきます」と安堵(あんど)の表情。「行きたいところに行けるし、チルトマイナス0.5度でも行き足はいいね」と仕上がりは確かだ。

 20日に行われる準優3個レースのメンバーは次のとおり。

<鳴門 5日目 10R 準優勝戦>
1枠 魚谷 智之(兵庫支部)
2枠 西島 義則(広島支部)
3枠 吉川 元浩(兵庫支部)
4枠 石川 真二(福岡支部)
5枠 赤岩 善生(愛知支部)
6枠 徳増 秀樹(静岡支部)

<鳴門 5日目 11R 準優勝戦>
1枠 濱野谷憲吾(東京支部)
2枠 田村 隆信(徳島支部)
3枠 寺田  祥(山口支部)
4枠 谷村 一哉(山口支部)
5枠 服部 幸男(静岡支部)
6枠 中澤 和志(埼玉支部)

<鳴門 5日目 12R 準優勝戦>
1枠 菊地 孝平(静岡支部)
2枠 齊藤  仁(東京支部)
3枠 上平 真二(広島支部)
4枠 金田  諭(埼玉支部)
5枠 松井  繁(大阪支部)
6枠 原田 幸哉(長崎支部)

 準優の中でも最注目レースは、昨年の井口佳典に続くマスターズチャンピオン初出場・初Vに王手をかけそうな菊地孝平が出走する12R。モーター相場も準優での最激戦区となっている。大時計との呼吸ばっちりなイン菊地があっさり逃げ切るか。他艇からすれば、隙のない菊地をたたくようなスタートはリスキーだ。追走1番手は菊地と同等に仕上がった齊藤仁が有力。こちらも2コース差しは何ら問題ない。松井繁がスロー水域を主張してくるようだと、道中で粘り込むシーンは十分ありそう。

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