【BOATRACE】内水域の支配者・西島義則と石川真二が快走 鳴門マスターズチャンピオン

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 ボートレース鳴門のプレミアムG1「第25回マスターズチャンピオン」は18日、3日目を終了。この日は終日、風速1~2メートルの追い風が吹き続け、差しが5回、逃げが4回と決まり手にもコンディションが反映された。

 そんな中、気を吐いたのが徹底した内主張の西島義則(広島支部62歳)【冒頭の写真】と石川真二の2人だ。2人とも完全な出足、回り足重視の仕上げで、スロー水域から立ち回るのにうってつけ。西島はフライング持ちを思わせない気迫のスタート攻勢で前半5R、後半9Rともに2コース差し切り勝ち。「伸びないけど行き足はきてますね。1マークもしっかりグリップして前に進んでいました。出足関係はいいでしょう」と足に関して合格点を出した。

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 この日8R1回走りだった石川真二(福岡支部53歳)【写真上】は1号艇を最大限に生かす逃げ切り勝ち。「置きにいったスタートでも下がりません。回った後に押していく感じがあるし、2日目より反応が良くなった。いい流れできてますね」と快走を振り返った。

 西島、石川ともに得点率は7.00の5位。ただでさえ艇番に関係なく内に入ってくる存在だけに、予選ラスト(西島は4R4号艇、石川は7R3号艇)も大注目だ。

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 一方で“銀河系軍団”85期をけん引してきた地元の田村隆信(徳島支部46歳)【写真上】も、3日目の後半11Rで2コース差しを決め、今節2勝目をおさめた。「1マークは集中してターンマークをしっかり回れました。タイムが出てきたので良かったです。出足と乗り心地を良くしたい」。田村の展示タイムは初日と2日目は6番目だったが、3日目は1番目と2番目にアップ。今節の勝ちタイムは西島が1分48秒3で全体最速、続くのが田村と石川の1分48秒4だ。得点率で田村は、西島、石川らと並ぶ5位タイグループ。4日目は9R1号艇と流れもいい。準優の1つでもいい枠番確保へ向け、闘志をあらわにしていた。

 4日目の注目レースは、予選トップ通過のかかる菊地孝平が登場する12R。メンバーと3日目終了時点の得点率順位は次のとおり。

<鳴門 4日目 12R 予選>
1枠 菊地 孝平(静岡支部) 1位
2枠 瓜生 正義(福岡支部)16位タイ
3枠 林  美憲(徳島支部)19位
4枠 金田  諭(埼玉支部) 5位タイ
5枠 魚谷 智之(兵庫支部) 2位
6枠 守田 俊介(滋賀支部)25位タイ

 やはりというべきか、今年絶好調の今大会“新入生”の菊地孝平が期待どおりの活躍をして得点率8.50でトップ。4日目は7R4枠とここの2走だが、比類なきスタート勘に機敏なコーナーワークは隙がない。的確に逃げ切りそうだ。2、3着の軸には魚谷智之か。得点率で菊地を追う立場でもあり、思い切ったまくり差しのハンドルを送り込もう。

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