【BOATRACE】ドリームは守田俊介が鮮やか勝利! 連勝は田中信一郎 鳴門マスターズチャンピオン

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 ボートレース鳴門のプレミアムG1「第25回マスターズチャンピオン」は16日に初日を終了。逃げ6回、まくり差し3回、差しとまくりと抜きが各1回とバラエティーに富んだレース展開だった。

 注目のドリーム戦は、強い向かい風の中、4コースカドの吉川元浩がわずかに伸びながらまくりを阻まれ、それを見て瞬時にまくり差しのハンドルを送り込んだ守田俊介(滋賀支部48歳)【冒頭の写真】が快勝。2着はインで巧みに残した白井英治、3着は追い上げた吉川で、3連単5-1-4は1万6060円の42番人気と波乱の決着だった。

 まさに天才的なハンドルワークが成し得た白星に守田は「運が良かったです。レース前にプロペラをたたいて少しましでしたが、直線はまだ風に押されているような感じで足りてないですね」と、パワーの底上げが必要とのジャッジ。基本的に大きな整備や調整はしないタイプだが、一過性の勝利にしないためにも2日目2、7Rに向けて臨戦態勢を整える構えだ。

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 初日、唯一の連勝を飾ったのは田中信一郎(大阪支部51歳)【写真上】。4Rで豪快な5コースまくり差しを決めると、9Rは前付け艇がいて少し深めの起こしとなったイン戦を克服して逃げ切り勝ち。大舞台で久々に幸先良い船出となった。後半を終えた田中は「1マークはまくられることを覚悟して落としていきました。前半に比べて全体的に底上げできました。乗りやすさはあるのでキープしたい。2日目も心を込めて走ります」と好感触を口にした。

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 ほかでは徳増秀樹(静岡支部49歳)【写真上】の行き足が強め。直線気配の裏付けも感じさせる初日1、2着だった。ただ徳増自身はコーナーを乗りこなせる安定感が欲しいようで、2R後は「水面状況がどんどんひどくなって。正直、安定板がほしいくらい」と風への対処がいろいろあったようだ。2日目は時間を使って好みの乗り心地を得るために調整を続ける。「なんとなく前節(下関)ぐらいから光りは見えてきたんで…」とリズムアップを感じつつの今節だ。

<鳴門 2日目 12R 予選>
1枠 濱野谷憲吾(東京支部)
2枠 三嶌 誠司(香川支部)
3枠 平田 忠則(福岡支部)
4枠 寺田  祥(山口支部)
5枠 松井  繁(大阪支部)
6枠 武田 光史(福井支部)

 2日目に注目したいのは12Rの三嶌誠司だ。初日9Rでは展示からスムーズな回り足を見せていて、本番はまくり差しからの接戦3着。結果以上の手応えがあり、フライング持ちのイン濱野谷憲吾に対し、スタート攻勢でプレッシャーをかけ、差し切りまである。濱野谷もパワー自体は上位レベルなので、先マイから残せるムードだ。

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