【BOATRACE】白井英治は前検及第点の動き、最強の“新入生”菊地孝平! 鳴門マスターズチャンピオン

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 ボートレース鳴門のプレミアムG1「第25回マスターズチャンピオン」(優勝賞金1300万円)は15日に前検日を終了し、16日に開幕する。今回使用されるモーターは初おろしから3節目。素性は定まっていないものの、過半数を占めるSGタイトルホルダーを中心に45歳以上の経験豊富なベテランが集結。優れた調整力でモーターの底力を引き出してくるはずだ。

 そんな中、前検時点で好気配を漂わせた選手が数人いた。その1人が2022年の第23回大会(三国)覇者の上平真二(広島支部50歳)【写真下】だ。注目は特訓で見せた握り込みの力強さ。上平本人も「起こしも悪くないし、鳴門に苦手意識もない」と好ムード。4枠の初日4Rはともかく、絶好枠に組まれた11Rはまさに必勝態勢となろう。

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 今大会の審査期間(昨年2月1日~今年1月31日)の勝率上位順に並んだ12Rドリーム戦の1号艇は白井英治(山口支部47歳)【冒頭の写真】。最近の鳴門ではグレード不問で常に好走しながら、最後に勝ちきれないもどかしさがあった(当地前回2月一般戦は完全Vに王手も優勝戦フライング)。それでもやはりトップレベルのレース巧者。前検日の特訓3本のうち2本はフライングだったが、これは不安定な風の影響。本番までにはきっちり修正してこよう。「普通くらいはあったかな。他と比較はできない。プロペラと外周りの点検」と及第点をつけた。

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 昨年は井口佳典が初出場初Vをしたように、近年ハイレベルな45歳の“新入生”が加わる今大会。今年の目玉は現在賞金ランク3位と絶好調の菊地孝平(静岡支部45歳)【写真上の右側。左側は坪井康晴】だろう。直前の児島G1周年記念を3コースまくりで制し、最高のリズムで乗り込んできた。当の本人は「今節は新兵なので」と前置きしつつ、足に関しては「嫌なところがなくてバランスが取れている。仕事がしやすそうな印象」と楽しみなコメント。ドリーム戦は6号艇でも、狭い鳴門水面はイン1着率が全国平均値よりも約7%低いこと(過去1年で48%)を考えれば、見せ場はきっとある。

 ドリーム戦のメンバーは次のとおり。【写真下・右側から枠番順】

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<鳴門 初日 12R ドリーム戦>
1枠 白井 英治(山口支部)
2枠 赤岩 善生(愛知支部)
3枠 濱野谷憲吾(東京支部)
4枠 吉川 元浩(兵庫支部)
5枠 守田 俊介(滋賀支部)
6枠 菊地 孝平(静岡支部)

 開催時期が期末(4月30日)近いということを前提に展望すると、白井英治と濱野谷憲吾がフライング持ち。前検気配で見れば濱野谷は伸びが平凡だった。対照的に行き足から伸びが力強かったのは吉川元浩。カドになるかは流動的でも、いずれスリットからプレッシャーをかけていきそうだ。大波乱の可能性も低くない番組で、注目は攻める吉川、その外で続く守田、菊地のダッシュ勢になる。

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