【WE ACTION DAY】サンフレッチェ広島レジーナ × 広島経済大学女子サッカー部 「女性がサッカーを続ける環境」についてトークセッションを実施
【© 2024 S. FC】
「クラブと部活の両立」「チームが少ない」 自身のこれまでの経験を振り返る
6つのグループに分かれた両チームの選手たちは、緊張を解すためのアイスブレイクからスタート。徐々に笑顔が増えていく中、いよいよ本題に入ります。
まずは自身のこれまでの経験の振り返りから。「とても恵まれた環境だった」と話したのは、小学生のころにアメリカのチームに所属していた立花葉選手。「アメリカでは女子チームが多く、困ることは少なかったです」と日本との環境の違いを口にします。
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日本でサッカーを女性が続けるにあたっては、チーム探しや周囲の理解と支援、発育にともなう体の変化など、さまざまな悩みが隣り合わせにあります。それでもサッカーが好きだからこそ、越境するなどの困難を乗り越えてきた選手たち。自身のこれまでの経験を振り返ることで、サッカーを続けるために何が必要か、等身大の考えが出てきます。
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選手ならではの視点で考える女子サッカーを続けるために必要なこと
中でも、スキマバイトアプリのように「ケガなどで選手が不足してしまったときに選手を募集する仕組みを作ることで、みんながサッカーを続けられたら」というアイデアには、思わず「おお」と声が上がり、多くの共感が集まっていました。
とても真剣な様子で取り組んだ1時間。セッションを終えた広島経済大学女子サッカー部・岸田月希乃キャプテンは「憧れのプロ選手も同じような悩みを経験していて、身近に感じました。私たちもできることをしていきたい」とS広島Rの選手たちの言葉や姿勢に背中を押された様子。
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新しいスタジアムであるエディオンピースウイング広島が誕生し、サッカー熱が高まっている今。女子サッカーに触れる機会も増えているからこそ、S広島Rの躍動が広島の女子サッカーを引っ張る光となっていきます。
そのためにも「たくさんの方が足を運んでくれる新スタジアムで勝利をしたい。チームに貢献できるようにプレーしたいと思います」と、想いを込める左山選手。女子サッカー発展のために、必要なこと。今、できることに向き合う貴重な時間を経て、S広島Rは、決意を新たにシーズン終盤の戦いに挑んでいきます。
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