4月6日、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われた北海道日本ハムと東北楽天のイースタン・リーグ公式戦2回戦は、5対3で北海道日本ハムが勝利した。

　北海道日本ハムは2回裏、先頭・有薗直輝選手が四球で出塁すると、続く水谷瞬選手に適時二塁打で1点の先制に成功。しかし先発・畔柳亨丞投手は3回表、2四球で走者を背負うと、味方の守備の乱れもあり2失点。続く4回表、2安打で1死1、2塁とされたところでマウンドを降りた。後を受けた山本晃大投手は入江大樹選手の適時打を浴び、スコアを1対3される。

　打線は2点を追う5回裏、清水優心選手の二塁打などで2死2塁とし、今川優馬選手の適時打で1点差に詰め寄る。さらに6回裏には、死球と相手失策で無死1、2塁の好機を得ると、水谷選手に4号3ランが生まれ、5対3と逆転に成功。

　7回以降は福田俊投手、玉井大翔投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぐ。9回表は石川直也投手が登板すると、1死満塁のピンチを招くも、無失点で切り抜け、試合を締めた。

　勝利した北海道日本ハムは、先発の畔柳投手が3.1回58球2安打2四球1奪三振3失点の内容。打線は、水谷選手が本塁打を含む2安打4打点、今川選手が2安打1打点の活躍を見せた。一方敗れた東北楽天は、先発・王彦程投手が5.2回100球6安打2四死球7奪三振5失点の投球だった。なお、平良竜哉選手、中島大輔選手が2安打をマークしている。

　 １２３４５６７８９ 計
楽 ００２１０００００ ３
日 ０１００１３００Ｘ ５

楽 ●王彦程-清宮虎多朗-宮森智志
日 畔柳亨丞-山本晃大-福田俊-玉井大翔-Ｓ石川直也

文・谷島弘紀