現地時間3月26日、イタリアのリヴィーニョで世界ジュニア選手権大会・スロープスタイル種目の決勝が行われました。村瀬 由徠（ムラサキスポーツ）が銀メダルを獲得し、世界ジュニア選手権では2年ぶり2度目のメダルを獲得しました。

　女子決勝には鈴木 萌々（キララクエストスノーボードクラブ）と村瀬 由徠（ムラサキスポーツ）が出場しました。
　2本の試技から得点の高い方が採用されるベストラン方式で行われ、村瀬 由徠（ムラサキスポーツ）はジャンプセクションにて着地で手をついてしまい1本目は85.66ポイントを獲得。さらに高得点を狙った2本目もジャンプセクションにて転倒してしまい1本目の85.66ポイントが採用。完璧な演技は出来なかったものの2位となり、実力の高さを見せつける結果となりました。2022年世界ジュニア選手権大会で金メダルを獲得した以来、自身2度目となる同大会スロープスタイル種目でのメダルを獲得しました。
　鈴木 萌々（キララクエストスノーボードクラブ）は、1本目にジャンプセクションで着地を合わせることができず、2本目はジブセクションで最後まで乗りきることができず6位でフィニッシュとなりました。

村瀬 由徠（ムラサキスポーツ）が2位を獲得した演技内容
1stセクション-レール1：CAB270オン270アウト
2ndセクション-レール2：FSリップスライド-テールタップ180アウト
３rdセクション-ジャンプ1：CAB900(2回転半)トラックドライバー
4thセクション-ジャンプ2：FS720(2回転)メラン
合計85.66ポイント

　男子決勝には一ノ瀬海渡（STANCER）が出場。ジャンプセクションにて大技FS1440(4回転)インディを加えた演技を成功させるも、表彰台には届かず6位入賞でした。

一ノ瀬海渡（STANCER）が6位入賞した演技内容
1stセクション-レール1：SWBリップスライド270アウト
2ndセクション-レール2：CAB270オン270アウト
３rdセクション-ジャンプ1：BS1080(3回転)ウェドル
4thセクション-ジャンプ2：FS1440(4回転)インディ
合計72.33ポイント

　ユース五輪スロープスタイル種目が終わりましたが、2日後からビックエアの練習が始まります。3月28日がビックエア予選、3月30日がビックエア決勝となっております。
　引き続き皆さんの応援を心よりお願い申し上げます！

男子最終リザルト
6th ICHINOSE Kaito
33th MINAMIYA Hanato
45th KONNO Ryushin
46th NOJIRI Tomoyoshi

女子最終リザルト
2nd MURASE Yura
8th SUZUKI Momo