【スノーボード】村瀬心椛が2年ぶりのスロープスタイル年間王者に!男女共に上位を日本チームで占める大活躍!!

チーム・協会
 スロープスタイル種目の全日程が終了し、年間王者が決定しました。
 スロープスタイル年間ポイントランキングにて、日本勢としては男子が2位と3位。女子でも1位と2位を日本勢で占め、スロープスタイルチーム大活躍のシーズンとなりました。

中央)1位 Liam Brearley 左)2位 木俣椋真 右)3位 長谷川帝勝 【FIS国際スキー・スノーボード連盟】

 男子では木俣 椋真(YAMAZEN ROCK THE KIDS)が初戦で2位、2戦目で1位と好成績を収め、年間ランキング2位を獲得。長谷川 帝勝(STANCER)は2戦目で3位、最終戦で2位に入り、年間ランキング3位を獲得しました。

 ビックエア年間ランキングでは日本男子勢が上位を占め、スロープスタイル年間ランキングでも日本男子勢が上位を占める快挙を成し遂げました。

 男子スロープスタイル年間王者に輝いたのは、初戦と最終戦を制したLiam Brearley(カナダ)でした。

男子スロープスタイル年間ポイントランキング 【FIS国際スキー・スノーボード連盟】

優勝した村瀬心椛。 左)2位 岩渕麗楽 右)3位 Annika Morgan 【FIS国際スキー・スノーボード連盟】

 女子では村瀬 心椛(ムラサキスポーツ)が2年ぶりに年間王者を獲得。初戦は5位、2戦目は1位、最終戦は2位とシーズンを通して安定した成績を残し続けました。
年間ランキング2位は岩渕 麗楽(BURTON)。初戦は欠場するも、2戦目で3位、最終戦で1位となり年間ランキング2位に食い込みました。3位はAnnika Morgan(ドイツ)でした。

 スロープスタイルチームの女子が年間ランキング1位と2位。スロープスタイルチームの男子も年間ランキング2位と3位。ビックエア種目においては強豪国と言われていた日本チーム。男女共にスロープスタイル種目でもしっかりと成績を残し、スロープスタイル種目でも強豪国に値する結果を残しました。

女子スロープスタイル年間ポイントランキング 【FIS国際スキー・スノーボード連盟】

優勝した村瀬心椛。 左)2位 不在の小野光希 右)3位 岩渕 麗楽 【FIS国際スキー・スノーボード連盟】

 また村瀬心椛(ムラサキスポーツ)は、スロープスタイル、ビックエア、ハーフパイプを含めた3種目でも年間王者となり、2冠を達成しました。2位はハーフパイプを主戦場とする小野光希(バートン)。3位は岩渕 麗楽(BURTON)となり、こちらも日本勢で総合年間ランキングを占める快挙となりました。

女子総合年間ポイントランキング 【FIS国際スキー・スノーボード連盟】

 前回の五輪大会では、スロープスタイル種目でメダルを獲得できずに終えた日本チーム。そこから2年経ち強豪国へと進化しました。2年後、2026年に開催予定のミラノ・コルティナダンペッツォ五輪にて、何人の選手がメダルを獲得する事ができるのか。これからのスノーボード スロープスタイル・ビックエアチームの動向にご注目です。


スロープスタイル年間ランキング 男子最終リザルト
2nd KIMATA Ryoma
3rd HASEGAWA Taiga
7th OGIWARA Hiroto
17th KUNITAKE Hiroaki
19th MIYAMURA Yuto
23st KIMURA Kira
35th OTSUKA Takeru

スロープスタイル年間ランキング 女子最終リザルト
1st Murase Kokomo
2nd IWABUCHI Reira
5th ONITSUKA Miyabi
28th FUKADA Mari
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著者プロフィール

公益財団法人全日本スキー連盟は、日本におけるスキー・スノーボード競技を統括すると同時に、普及・振興の役割も担う競技団体。設立は1925年、2025年には設立100周年を迎える。スキージャンプ、ノルディック複合、クロスカントリー、アルペン、フリースタイル、スノーボードの6競技において、世界で戦う選手たち「SNOW JAPAN」の情報や、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップなどの大会情報をお届けします。

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