2024シーズン開幕を記念して、BS朝日およびDAZNで3月25日(月)から配信予定の「青き鼓動に乗せて、獅子よ輝け！SAITAMA SEIBU LIONS 2024」内でインタビューを行った選手たちのインタビューをノーカットでお届け！ぜひ、開幕に向けてご覧ください！

Q 昨年をチームとして振り返っていかがですか？
A やっぱり最終的なチームの順位という部分には、悔しい思いが残っています。

Q 個人としてはどうですか？
A スタートはとても良かったと思います。ホームランも順調に打てていたのですが、そこからペースダウンをしてしまいました。そこまで数を気にしていたわけではないですが、もう少しうまいことできたのではないか、と考えることはあります。

Q その悔しさを胸に何を意識して今シーズンを迎えたいですか？
A 昨シーズンは結果的に5位という順位で、どうしても大型連敗が生まれてしまいました。そのような時にはチームの雰囲気が盛り下がってしまいます。長いシーズンを戦う中でそのようなことは起きてしまいますが、そういう時にいかにチームを鼓舞してひとつでも連敗を少なくできるように意識していきたいと思います。

Q 外崎選手なりのチームを鼓舞する方法というのは、具体的にどのようなものがありますか？
A 自分が納得のいかない打席だった時も、ベンチに戻ってきた時に下を向かないことを意識しています。また、攻守交替の時もチームのみんなが見ていると思うので、気持ちを切り替えてダラダラしない、そういう姿を見せるということを意識しています。

Q そのあたりも含めて、ご自身がチームに求められている役割は何だと思いますか？
A やっぱり年齢も上の方になってきているので、しっかりチームを引っ張る姿勢を見せること。あとはメンバーが迷いなくプレーできるように、自分が経験してきたことや思ったことをチームに伝えるということが自分の役割だと思っています。

Q チームリーダーとして、プレーで引っ張るのか、みんなに声をかけて引っ張るのか、ご自身のリーダー像についてはどう考えていますか？
A みんなを集めて話すことはあまり得意ではないので、できるだけプレーで引っ張りたいと思います。その中で、何か感じたことがあったら個人的にコミュニケーションをとるというようにしたいです。

Q そのあたり源田選手と「こうしていこう！」と話すことはあるのですか？
A そうですね。ここ数年は試合後にチームのことについて話すことはよくするようになってきています。

Q おふたりともプレーで引っ張るタイプだと個人的に感じているのですが、源田選手もそうなのでしょうか？
A そうだと思います。ただ、試合後の選手間ミーティングでは積極的に発言してくれていますし、僕も意識して話すようにしています。でも、自分たちから選手たちを集めて話す、ということはあまりないですね。

Q 野手チームのムードメーカー的存在は誰が担っているのでしょうか？
A 山野辺や平沼は元気いいし、蛭間もガッツを見せていくタイプです。その3人ですかね。

Q ライオンズの若い選手たちの魅力的なところはどこですか？
A 選手それぞれ違いますけど、若い選手たちにはミスを恐れずにどんどん自分らしさを出してほしいと思います。

Q 今シーズン、ファンの皆さんにぜひ見てほしいストロングポイントはどこですか？
A 毎日元気に試合に出ていることがストロングポイントだと思います。その中で、走攻守それぞれでしっかり結果を残したいと思います。

Q 今シーズン、特に打撃という部分でチームの中で上位の成績を残されていましたが、チームとして打撃ではどこを鍛えていますか？
A 点数を取るということがとても大事になってくると思います。昨シーズンも投手が良い防御率を残してくれている中で、点数が取れずに迷惑をかけた、ということは野手みんなが思っていることなので、ヒットやホームランだけでない点数の取り方もチームで理解していきたいと思います。

Q 昨シーズンを終えてから、新たに取り組んでいることはありますか？
A ウエイトトレーニングを多くするように意識しています。

Q それはフィジカル強化が目的ですか？
A そうですね。最近さまざまなバッティング理論が出てきていて、打球速度が大切だと思っています。やっぱりそれに直結するのは体の強さなのかな、と思います。

Q 実際にウエイトトレーニングをしてみて、打球速度に変化があるものなのですか？
A 変化はあります。あるんですけど、バットの重量も変えたので、どちらが作用しているのかは分からないです。最近は軽いバットを使う選手が増えてきていますが、僕は軽いバットだと打球が飛ばないんですよ。これから実戦でもいろいろ使ってみて試したいと思います。

Q ライオンズでプレーしてきて、どのような野球を目指すのがライオンズらしさだと思いますか？監督は常勝軍団を目指されていますが。
A そこは常に思っています。若い選手たちにとっては昨年の結果が全てなので、負けることに慣れてほしくないです。昨年は順位が低かったということもあり、目の前の試合を勝つことだけに集中していました。ただ、上位になると順位というプレッシャーがかかります。負けて何も思わないチームにはなりたくないと思います。

Q ご自身の中で、打ち勝つ野球や守り抜く野球など、理想の野球はありますか。
A やっぱり打ち勝つ野球ですかね。大差で。やっぱり僅差だと守備も緊張するので。大差で打ち勝つのが理想の野球ですね。

Q 外国人も含めて、パワフルな選手がいますが、今年の打撃陣は期待できますか？
A 僕も未知数な部分があって分からないですけど、練習を見ていたら期待しかないです。

Q キャンプでは外国人2人と同じグループで練習に取り組んでいたときがありましたが、どう感じましたか？
A タイミングを取るのがうまいと思います。アギラ―はコンタクトするのがうまくて、コルディーはすごいパワーを持っている中でも振ってボールに合わせるタイプだと思います。実戦に入ってきてからまた分かると思います。

Q 最後にチームリーダーとしてファンの方々に今シーズンへの思いをお願いします。
A 今シーズンは、オープン戦から「今年のライオンズは何か違うぞ」と思っていただけるように、気合を入れて戦っていきます。シーズンに入ってからも、勢いを感じていただけるように1試合1試合プレーしていきますので、応援よろしくお願いします。

ベルーナドーム開幕戦直前の4月1日(月)まで毎試合更新予定！明日は今井投手です！