【BOATRACE】A1級勝負で巻き返し期す大澤普司! パワー確信はエース機の幸田智裕 江戸川
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22日も朝から北西の向かい風が強く吹き、上げ潮基調の水面の流れとぶつかって、波高は最大35センチと厳しいコンディションになった。レースは1Rから安定板が装着され、4Rからは2周戦で7Rまで行われたが、8R以降は安全公正なレースが続行不能とみなされ、選手の総意を確認のうえで中止打ち切りとなった。なお、7Rまで開催されているため、この日はシリーズ初日として成立し、最終日は初日に1日延期されたままの27日。
さて、初日に行われる予定だった12R江戸川選抜が中止となったため、1回乗りで乗艇予定だった石川真二、重木輝彦、馬場剛は初日は残念ながら未出走。機力の確認は2日目以降に持ち越しとなった。また選抜メンバーで前半レースを走った佐藤大佑、大澤普司、森野正弘らも足の仕上がりはもう1つだった様子。
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初日5Rを5枠5コースから走った大澤普司(群馬支部49歳)【冒頭の写真】は、スリットからズリ下がるような内容で5着に敗れた。「少し自分にしたらプロペラが弱いと思ったが…、1戦目はそのままいった。でも、ひどかったね、伸びが、タイムが悪いどおりにない。プロペラはすぐにレース後にたたいて焼きも入れてきたよ」と上積みに手を尽くす。
大澤は前検時点で勝率が6.31とA1級キープへ気を抜けない位置でもある。「息子(風葵)に持っていかれて最近は親父がダメだね(苦笑い)。ここ何節は良くない機を引いているのもあるけれど、(メジャーリーガーの)ダルビッシュみたいに粘りの走りで今節も頑張っていくよ」と、百戦錬磨の群馬の雄は笑顔を見せた。気持ちを入れ直して挑む2日目は9R1枠。仕切り直しで挽回(ばんかい)の逃走劇なるか?
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