【BOATRACE】4日目は7R以降が強風中止で吉川元浩が準優12Rの1枠 戸田SGクラシック
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しかし、風は徐々に強さを増し、5R時点では風速10メートル以上になることも。4号艇で勝負駆けだったエース8号機の新開航は、最終周回の2周バックストレッチの後半で、前方を走る遠藤エミの引き波をまたいだ瞬間に風をはらんでボートが縦に浮き上がってそのまま転覆。何とも無念な負傷帰郷となってしまった。
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3日目まではセンター勢の攻めを基点にしたアグレッシブなレースが続いていた戸田だが、さすがに4日目は強い追い風で外艇の攻めが封じられてしまい。内寄りでまとまるレースが多かった。
4日目5Rでは地元のエース桐生順平(埼玉支部37歳)【写真下】が、自ら「完璧です!」と採点した好判断の2マーク差し逆転で待望の白星を挙げた。公開インタビューでの第一声は「お待たせしましたー。本当にうれしいです」ではあったが、予選5走目での登場に苦笑い。それでも、詰め掛けた大勢のファンに、地元代表らしく元気な声であいさつをした。また、水面に対してもさすがに選手班長として「この風で本当に危なかったです」と率直に語った。
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なお準優メンバーは、レースが行われた4日目6Rまでの得点率順で上位18人が出場する。
<戸田 5日目 10R 準優勝戦>
1枠 毒島 誠 (群馬支部)
2枠 宮之原輝紀 (東京支部)
3枠 柳生 泰二 (山口支部)
4枠 井口 佳典 (三重支部)
5枠 中澤 和志 (埼玉支部)
6枠 前田 将太 (福岡支部)
準優10R1枠に得点率3位で乗艇するのは毒島誠。4日目は12R6枠1回乗りが予定されていたが、中止打ち切りで6枠をスキップしての組み合わせ。2枠には好モーターとタッグを組む宮之原輝紀。4枠にはセンターからの突破力を誇る井口佳典。連動位置の5枠には地元の中澤和志が控えている。
<戸田 5日目 11R 準優勝戦>
1枠 枝尾 賢 (福岡支部)
2枠 桐生 順平 (埼玉支部)
3枠 重成 一人 (香川支部)
4枠 山崎 郡 (大阪支部)
5枠 土屋 智則 (群馬支部)
6枠 遠藤 エミ (滋賀支部)
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<戸田 5日目 12R 準優勝戦>
1枠 吉川 元浩 (兵庫支部)
2枠 峰 竜太 (佐賀支部)
3枠 平本 真之 (愛知支部)
4枠 池田 浩二 (愛知支部)
5枠 新田 雄史 (三重支部)
6枠 末永 和也 (佐賀支部)
そして、準優12Rの1枠には得点率トップのままに吉川元浩(兵庫51歳)【冒頭の写真】が座る。2019年の第54回クラシックをこの戸田で制している。吉川も4日目は11R6枠での1回乗り予定だったが、そこをスキップする形での12R1枠。このまま優勝戦1枠へ突っ走るか。
強敵がそろっている。2枠には峰竜太、そしてテクニシャン池田浩二が4枠に布陣する。吉川のレース足は素晴らしいが、1マークを僅かでも漏らすターンをしてしまうと、この2人が見逃さないだろう。熱戦必至のセミファイナルに注目したい。
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