【B1第26節 見どころ】名古屋Dと島根はともに日本人選手がキーマン…琉球は立て直しの一戦にできるか
齋藤拓実と安藤誓哉による司令塔対決には注目が集まる 【(C) B.LEAGUE】
通算対戦成績では名古屋Dが島根に勝ち越しているが、過去2年のレギュラーシーズンは4勝4敗。12月に行われた第10節の今シーズン初対決では、島根が後半にペースを握り93-75で制した。ホームで負けられない名古屋Dは、リーグ屈指の得点力を誇る安藤誓哉、ペリン・ビュフォードといった個の力をチーム力で封じなければならない。特に警戒しなければならないのは安藤のほうだろう。第25節の富山グラウジーズ戦で7本の3ポイントシュートを突き刺し、3試合連続で25得点以上を記録。安藤がキャリアハイの37得点を叩き出したのは昨シーズンの名古屋D戦であり、その場所も今節と同じ“ドルアリ”だった。
これ以上勢いに乗せたくない島根のキャプテンにどんな策を講じるか。ショーン・デニスヘッドコーチの采配に注目したい。オフェンス面では前節の長崎ヴェルカ戦で24個を数えたターンオーバーの改善が必須となる。そのなかでもキーマンに指名したいのは2名。長崎戦で17得点6アシストを挙げながら7つのミスを犯した齋藤拓実と、6本の3ポイントが不発に終わった須田侑太郎だ。
須田侑太郎は前節の悔しさを晴らせるか 【(C) B.LEAGUE】
三遠ネオフェニックスは中地区優勝マジックを「11」としながらも、現在4連敗と足踏み。今節行われる川崎ブレイブサンダースとのアウェー戦では、中断期間での修正力が問われる。中地区3位かつ混戦のワイルドカード争いの渦中にいる川崎としても重要な一戦。エリック・マーフィーが去った今、鎌田裕也がいかに体を張って存在感を示せるかが1つのポイントになりそうだ。2月にインジュアリーリストに登録されたジョーダン・ヒースがコートに戻ってくるかどうかも注目が集まる。
西地区首位の琉球ゴールデンキングスは、沖縄アリーナで大阪エヴェッサとのレギュラーシーズン最後の戦いを迎える。まずは天皇杯決勝の大敗から気持ちを切り替えることが最優先。チームは千葉ジェッツとの天皇杯決勝だけでなく、前回の大阪戦でもリバウンドで主導権を握られた。リーグ戦8連勝へは、リバウンド争いを制することが勝利の条件となるだろう。ここからまた這い上がるためには、ホームのファンがより選手たちを後押しすることも必要だ。
琉球にとってはリーグ連覇に向けた戦いが再開 【(C) B.LEAGUE】
構成=バスケットボールキング
■B1第26節試合日程
・秋田ノーザンハピネッツvs宇都宮ブレックス(@CANアリーナ☆あきた)
3月20日(水)14時5分~
・茨城ロボッツvs千葉ジェッツ(@アダストリアみとアリーナ)
3月20日(水)15時5分~
・群馬クレインサンダーズvsアルバルク東京(@オープンハウスアリーナ太田)
3月20日(水)15時5分~
・サンロッカーズ渋谷vsファイティングイーグルス名古屋(@有明コロシアム)
3月20日(水)15時5分~
・横浜ビー・コルセアーズvs富山グラウジーズ(@横浜国際プール)
3月20日(水)15時5分~
・京都ハンナリーズvs広島ドラゴンフライズ(@かたおかアリーナ京都)
3月20日(水)15時5分~
・長崎ヴェルカvs佐賀バルーナーズ(@長崎県立総合体育館)
3月20日(水)15時45分~
・仙台89ERSvsレバンガ北海道(@ゼビオアリーナ仙台)
3月20日(水)16時5分~
・川崎ブレイブサンダースvs三遠ネオフェニックス(@川崎市とどろきアリーナ)
3月20日(水)19時5分~
・シーホース三河vs信州ブレイブウォリアーズ(@ウィングアリーナ刈谷)
3月20日(水)19時5分~
・名古屋ダイヤモンドドルフィンズvs島根スサノオマジック(@ドルフィンズアリーナ)
3月20日(水)19時5分~
・琉球ゴールデンキングスvs大阪エヴェッサ(@沖縄アリーナ)
3月20日(土)19時35分~
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