土屋教授と慶応高野球部・森林監督らがハラスメントのないスポーツをテーマに語る~「NO!スポハラ」サミット
土屋教授と慶応高野球部・森林監督らがハラスメントのないスポーツをテーマに語る~「NO!スポハラ」サミット
森林貴彦監督(右)に質問する土屋裕睦教授 【大阪体育大学】
サミットは日本スポーツ協会、日本オリンピック委員会など国内の主要スポーツ6団体が主催し、対面で約80人、オンラインで約560人のスポーツ指導者らが参加。オープニングセッションでは、森岡裕策日本スポーツ協会専務理事があいさつし、室伏広治スポーツ庁長官からビデオメッセージを寄せた。
オンラインを含め600人以上が参加した「NO!スポハラ」サミット 【大阪体育大学】
森林監督は、「エンジョイ・ベースボール」は「楽しい野球」ではなく、「より高いレベルの野球を愉しもう!」という趣旨であり、地道な練習の積み重ねや試行錯誤、切磋琢磨、さらにはけがや故障などのプロセスも含めて楽しむKEIO野球の神髄であるとし、「うまくなっていく、強くなっていく自分たちを感じながら楽しむこと」と説明した。
「エンジョイ・ベースボールは地道な練習の積み重ねや試行錯誤などのプロセスも含めて楽しむKEIO野球の神髄」と語る森林貴彦・慶応義塾高校野球部監督 【大阪体育大学】
また、慶応幼稚舎(小学)で教諭を務めている経験から、「野球部員を子どもとは思えず、大人扱いしている」と話した。
さらに、野球は1球1球がセットプレーであり、競技の特性として15秒に1回、選手が監督の顔を見るスポーツだとし、「野球は考えない選手を大量生産していないか」と危惧。慶応でも試合でサインは出すが、選手がベンチに白紙委任するのではなく、サインを見たら「ですよね」と意味を考える選手になってほしいと話した。
「高校野球やスポーツは『勝ち』の追求から『価値』の追求に転換するべきだ」と語る森林監督 【大阪体育大学】
森林監督にパネリストが質問する形で始まったパネルディスカッション 【大阪体育大学】
ファシリテーターとして、パネルディスカッションの進行などを務めた土屋教授 【大阪体育大学】
「NO!スポハラ」への決意をボードに書いたパネリストの皆さん 【大阪体育大学】
「スポーツ・インテグリティの確保に関する協力覚書」に署名した主要スポーツ6団体の代表者 【大阪体育大学】
パネリストで、柔道金メダリスト、「NO!スポハラ」実行委員の谷本歩実さん 【大阪体育大学】
パネリストで、パラ・パワーリフティングの森﨑可林さん 【大阪体育大学】
パネリストで、「NO!スポハラ」活動保護者向けワークショップ参加者の篠田ゆりさん 【大阪体育大学】
オープニングセッションであいさつする日本スポーツ協会の森岡裕策専務理事 【大阪体育大学】
ビデオメッセージを寄せる室伏広治・スポーツ庁長官 【大阪体育大学】
ビデオを通じて2023年度の「NO!スポハラ活動」を振り返る益子直美・日本スポーツ少年団本部長 【大阪体育大学】
ビデオメッセージを寄せる森保一・サッカー日本代表監督 【大阪体育大学】
閉会のあいさつをする日本パラスポーツ協会の河合純一常務理事 【大阪体育大学】
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