【スノーボード・ビックエア】第30回全日本選手権大会 男子は國武、女子は村瀬が優勝!

チーム・協会
 第30回全日本選手権大会スノーボード・ビックエア種目は3月3日、長野県にある栂池高原スキー場にて決勝が行われました。男子は國武 大晃(ブックオフ)、女子は村瀬心椛(ムラサキスポーツ)が優勝しました。

優勝した國武大晃。左)2位 木村葵来 右)3位 長谷川帝勝 【全日本スキー連盟】

 3本の試技から異なる技のベスト2本の合計得点で争われ、國武 大晃(ブックオフ)は2本目にBS1260(3回転半)ステイル、3本目にBS1620(4回転半)メランを決めて優勝。ほとんどの選手が1260(3回転半)を繰り出す中、1620(4回転半)を成功させ、合計176.20ポイントを獲得。世界レベルの実力を見せつける結果となりました。
 2位に入ったのは全日本選手権・スロープスタイル種目を優勝した木村 葵来(ムラサキスポーツ)。CAB1260(3回転半)インディ、SWB1440(4回転)ウェドルを成功させ171.20ポイント。今大会最高得点を叩き出すものの、合計点数で5ポイント足りず2位でフィニッシュとなりました。3位は長谷川 帝勝(STANCER)でした。

男子優勝した國武 大晃(ブックオフ)選手のコメント
「BOOK OFFさんがメインスポンサーでプレッシャーもあったんですが、その中でテッペン獲れて嬉しいです。怪我なく自分らしい滑りをしてこれからも成績出していくので応援よろしくお願いします。」

全日本選手権 ビックエア種目 男子リザルト 【全日本スキー連盟】

優勝した村瀬心椛。左)2位 加藤陽乃花 右)3位 石井斐毬 【全日本スキー連盟】

 女子優勝は村瀬心椛(ムラサキスポーツ)。BS900(2回転半)テール、FS1080(3回転)テールを成功させ、合計で179.00ポイント。2位に35ポイントも差をつけ、他の追随を全く許さず優勝となりました。
 2位に入ったのは加藤 陽乃花(チームクレブ)。BS720(2回転)ウェドル、FS720(2回転)インディを成功させ、合計144.80ポイントを獲得し2位でフィニッシュ。3位は石井 斐毬(ムラサキスポーツ)でした。

女子優勝した村瀬心椛(ムラサキスポーツ)選手のコメント
「6年振りですごいプレッシャーで緊張してた部分はあったんですが、今日転ばずに全部立ててちゃんと自分の滑り出し切れて良かったです。この後フランスとスイスのワールドカップがありますが、今シーズンすごく調子がいいし、怪我なくいけてるのでこのまま表彰台のトップ目指していけたらなと思います。」

全日本選手権 ビックエア種目 女子リザルト 【全日本スキー連盟】

男子最終リザルト
1位 國武 大晃(ブックオフ)
2位 木村 葵来(ムラサキスポーツ)
3位 長谷川 帝勝(STANCER)

女子最終リザルト
1位 村瀬心椛(ムラサキスポーツ)
2位 加藤 陽乃花(チームクレブ)
3位 石井 斐毬(ムラサキスポーツ)
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著者プロフィール

公益財団法人全日本スキー連盟は、日本におけるスキー・スノーボード競技を統括すると同時に、普及・振興の役割も担う競技団体。設立は1925年、2025年には設立100周年を迎える。スキージャンプ、ノルディック複合、クロスカントリー、アルペン、フリースタイル、スノーボードの6競技において、世界で戦う選手たち「SNOW JAPAN」の情報や、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップなどの大会情報をお届けします。

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