【スノーボード】木俣が圧巻の滑りで優勝!女子では18歳・枝松が復帰戦でV! ビックエア・アジアカップ

チーム・協会
 2月17日、日本の福島県にあるネコママウンテンにて、ビックエア・アジアカップの決勝戦が行われました。男子では木俣 椋真(YAMAZEN ROCK THE KIDS)が優勝。女子では復帰戦となった枝松千優(ムラサキスポーツ)が優勝しました。

優勝した木俣椋真。左)2位 濱田海人 右)3位 飛田流輝 【公益財団法人全日本スキー連盟】

 3本の試技から異なる技のベスト2本の合計得点で争われ、木俣 椋真(YAMAZEN ROCK THE KIDS)は2本目にBS1980(5回転半)メラン、3本目にFS1800(5回転)ダブルテールを決めて優勝。2位に38ポイント以上の差をつける、他の追随を許さない滑りを披露しました。
 2位に入ったのは北京オリンピック出場経験のある濱田海人(ムラサキスポーツ)。着地部分が柔く、多くの選手が転倒し苦しむコンディションの中でSWB1620(4回転半)メラン、BS1620(4回転半)メランを成功させ2位を獲得。3位は飛田流輝(ウィルレイズ)でした。

優勝した木俣 椋真(YAMAZEN ROCK THE KIDS)選手のコメント
「(1本目終了時に)感覚は掴めたので成功できるイメージはついてました。この大会に懸けていたので、(優勝できて)良かったです。次のオリンピック目指して頑張っているので、これからも応援よろしくお願いします。」

優勝した枝松千優。左)2位 石井斐毬 右)3位 石本鈴花 【公益財団法人全日本スキー連盟】

 女子は怪我からの復帰戦となった枝松千優(ムラサキスポーツ)が優勝。特大のBS1080(3回転)トラックドライバーとFS720(2回転)ウェドルで154ポイント。2位とわずか0.33ポイントという僅差での優勝となりました。
 2位に入ったのは石井 斐毬(ムラサキスポーツ)。SWB900(2回転半)ウェドル、FS1080(3回転)トラックドライバーを成功させたが0.33ポイント届かず2位で終えた。女子では最高難易度の技を決めたが、技の完成度の部分で1位の枝松千優(ムラサキスポーツ)には届かなかった。3位は石本 鈴花(MOJANE)でした。

優勝した枝松 千優(ムラサキスポーツ)選手のコメント
「(1本目のBS1080について)飛距離が出て、空中で立てるかどうか不安になったんですが、無事立てて2本目3本目攻める状況を作れたのは良かったです。いつも練習してるネコママウンテンで優勝できて嬉しいです。いつも応援してくる方々ありがとうございます。これからも頑張ります。」


男子最終リザルト
1位 木俣 椋真(YAMAZEN ROCK THE KIDS)
2位 濱田海人(ムラサキスポーツ)
3位 飛田流輝(ウィルレイズ)

女子最終リザルト
1位 枝松千優(ムラサキスポーツ)
2位 石井 斐毬(ムラサキスポーツ)
3位 石本 鈴花(MOJANE)
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著者プロフィール

公益財団法人全日本スキー連盟は、日本におけるスキー・スノーボード競技を統括すると同時に、普及・振興の役割も担う競技団体。設立は1925年、2025年には設立100周年を迎える。スキージャンプ、ノルディック複合、クロスカントリー、アルペン、フリースタイル、スノーボードの6競技において、世界で戦う選手たち「SNOW JAPAN」の情報や、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップなどの大会情報をお届けします。

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