【ラグビー/NTTリーグワン】福岡合宿で授かった金言を胸に。チームのためなら 変わることを恐れない男が勝利へのトライを決める<リコーブラックラムズ東京>

リコーブラックラムズ東京 ネタニ・ヴァカヤリア選手 【©ジャパンラグビーリーグワン】

リコーブラックラムズ東京(以下、BR東京)は3月2日、秩父宮ラグビー場で東京サントリーサンゴリアスと相対する。

第2期エディー・ジョーンズ体制となり初めて行われた「男子15人制トレーニングスコッド福岡合宿」に、BR東京から合計4名が選出された。そのうちの一人が、フィジー出身の快足ウイング、ネタニ・ヴァカヤリアだ。

「とてもうれしかったです。僕の夢でした。インターナショナルレベルで戦えるチャンスをもらえることに、感謝しています」

多くの学びを得た、福岡合宿。日本代表キャップ数84を誇るリーチ マイケルからは「全部100%。毎日に意味がある。大事な1日だからこそ、100%で取り組みなさい」との助言を受けた。

またBR東京でのチームメート、アマト・ファカタヴァとは福岡合宿でルームメートになった。「身近な先輩」からも、同様の言葉を掛けられた。

「まだまだ学び途中の僕にとって、そういった高いレベルの選手たちと一緒にプレーすること自体が自信につながりました」

エディー・ジョーンズ ヘッドコーチから課された宿題がある。それはボールキャリーでハードワークすること。そのためにも、フットワークや強いブレイクダウンを可能とする練習に取り組むこと。

チームに戻ったネタニ・ヴァカヤリアは、個人練習でハンドリング練習に打ち込む。「ノックオンしてしまうことがあるので、ハンドリングを強化したい。ハイボールもしっかりキャッチできる練習をしたい」。

強いボールキャリーには、確実なボールキャッチがマスト。基礎の基礎を固めるところから、日本代表入りへ向けたスタートを切った。

この先、どんな未来が待ち受けるかは分からない。だからこそいまのチームが自分に求めることをすべてクリアして、チームを助けるプレーヤーになりたい。自らのルーティンを変えることがチームの助けになるならば、そのことだっていとわない。

「ここ2試合は、エッジで待っていても自分のところにボールが回ってこない時間帯もありました。だからいまは、自分からボールを探しに行くトレーニングをしています」

自分は、BR東京のトライゲッター。必ずや、チームを助けるトライを決める。

「きっと、そういうタイミングはやってくると思います」

(原田友莉子)
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ジャパンラグビー リーグワンは、「あなたの街から、世界最高をつくろう」をビジョンに掲げ、前身であるジャパンラグビー トップリーグを受け継ぐ形で、2022年1月に開幕した日本国内最高峰のラグビー大会です。ラグビーワールドカップ2023を控え、セカンドシーズンとなるリーグワン全23チームの熱戦をご期待ください。

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