プレミアリーグ第25節、アストン・ヴィラはアウェイでフラムと対戦。ここまでロンドンのサッカークラブに10連勝と、数字上もいい傾向が見られたアウェイのロンドンでのこの試合。エメリ監督は4-4-2システムを採用し、ワトキンスやドウグラス・ルイスといったお決まりの選手に加え、ジェイコブ・ラムジーといった期待の若手を先発に起用した。

そんなチームが先制点を奪ったのは23分、相手のスローインの乱れを見逃さなかったラムジーのプレスで敵陣ペナルティエリアでボールを奪うと、ボールを保持したワトキンスが素早い反転からシュート。ファーサイドを突いた正確なシュートが決まり、アウェイのアストン・ヴィラがリードを手にする。

VARで追加点が取り消されたヴィラだったが、後半も好調を維持。1点リードで迎えた56分、最後尾からピッチ中央を経由したパス回しで、ティーレマンスからワトキンスへとスルーパス。ボールを受けたヴィラのエースは、迷わずダイレクトでファーサイドにシュートを打ち込み、チームを勝利へと導く2点目を決める。

追加点の後は相手の反撃が続き、63分にはフラムのムニスに1点を返されたが、失点後はGKエミ・マルティネスの好守もあり同点ゴールを許すことなく2-1で試合終了。アウェイの地で貴重な勝ち点3を獲得し、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得圏内のプレミアリーグ4位を維持している。