丹羽孝希選手はTリーグ・岡山リベッツに所属している卓球選手で、リオと東京オリンピックで団体メダルを獲得するなど、水谷隼選手とともに日本の卓球を背負ってきました。

日本代表は自らの意思で引退を決めたものの、現在はTリーグなどで大活躍しています。もしオリンピック選考レースに参加していれば有力候補の一人になっていたはずです。

今シーズンTリーグで丹羽選手は岡山リベッツの日本人エースとして単複で12勝5敗とシーズン優勝を狙うためのキーマンです。

そんな丹羽選手のプレーの特徴を一言でいえば「天才的なひらめきによる予測不能のトリッキープレー」。相手の読みを外すようなコース、カットブロック、ラケットの左右持ち替え、スローボール、カウンター攻撃などを駆使して相手を翻弄するプレーは、芸術ともいわれるほどです。

見る人によっては「本気じゃない？遊んでるんじゃないの？」と思われることもありますが、本人はいたって本気。勝つために最善の方法を積み重ねた結果、現在のプレースタイルが確立しています。

全力で打ち合うことだけが卓球の醍醐味ではない丹羽孝希選手のスーパープレー！ぜひ動画でご覧ください。

岡山リベッツは現在４位で、3月2日、3日に岡山県倉敷市でプレーオフ出場に向けて運命の最終戦を迎えます。勝てばプレーオフ進出が決まるなか相手も張本智和選手を擁する琉球アスティーダ、翌日は2024年世界卓球日本代表の田中選手ら強豪ぞろいの金沢ポートとの激突です。

もちろん丹羽孝希選手も出場しますのでぜひ会場にお越しいただき世界トップレベルのプレーを間近でご覧ください。