【スノーボード】小野光希選手が2年連続の優勝!平野流佳選手、冨田るき選手が表彰台獲得! ハーフパイプ ワールドカップ LAAX(スイス)戦

チーム・協会

表彰台を獲得した選手達(平野流佳選手(左)、小野光希選手(中央)、冨田るき選手(右) 【写真:全日本スキー連盟】

FISスノーボード ワールドカップ ハーフパイプ LAAX(スイス)戦決勝が行われ
男子では平野流佳(太成学院大学)平野海祝(TOKIOインカラミ)戸塚優斗(ヨネックス)重野秀一郎(バートン)平野歩夢(TOKIOインカラミ)
女子では小野光希(バートン)冨田るき(東海東京フィナンシャルホールディングス)冨田せな(宇佐美SC)らの選手が決勝の舞台に立ちました。

決勝はナイトゲームでの開催となり、昨年は悪天候で中止となってしまいましたが、今年は晴天の中、夜のスキー場にショーアップされたハーフパイプ会場に大勢の観客が集まり、会場の雰囲気は最大となった中で決勝戦が行われました。

決勝は男子12名、女子8名で行われる予定でしたが、女子選手で3名が怪我による欠場となり5名での決勝を迎える事となりました。
決勝は1人2回演技のベストポイント採用の競技方式で行われました。

男子表彰 平野流佳選手(右) 【写真:全日本スキー連盟】

男子
現時点での世界一決定戦の舞台となった決勝では、各選手が1回目の演技から最大限の滑りに挑み、転倒者も続出する展開から始まりました。
その中でもJames選手(豪国)とGuseli選手(豪国)らが1回目から演技を決めて優位な状況で進みました。
日本勢では重野選手が演技を決め4位で1回目の演技を終えました。
残された2回目の演技では平野流佳選手、平野海祝選手、重野秀一郎選手らが演技を決め、平野流佳選手が3位表彰台を獲得しました。
果敢に攻めた平野歩夢選手、戸塚優斗選手は2回とも演技を決めきれず上位へ食い込む事ができませんでした。

ハーフパイプにおける現在の競技レベルも進化しており、凄いレベルに引き上げられています。今回の試合においてももの凄いレベルでの試合となりました。
日本選手達も進化していますが、各国選手達の成長もあり、男子の構図は混戦状況となってきています。
高難易度の技を連続で繋いでいく現状において、結果を得ていく為には技1つ1つの精度を上げていく取り組みが必要になります。

男子 日本人選手結果
3位 平野流佳
5位 重野秀一郎
6位 平野海祝
10位 平野歩夢
11位 戸塚優斗
13位 山田琉聖

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女子表彰 小野光希選手(中央) 冨田るき選手(右) 【写真:全日本スキー連盟】

女子
決勝8名中、3名が怪我による出場取り止めとなる事態となり5名で行われる事となりました。
予選3位で通過した冨田せな選手も決勝前のトレーニングで転倒、負傷した為、大事をとり出走を取りやめさせる事としました。
1本目の演技を決め81.50ポイントで1位に座った小野選手が、そのまま逃げ切り本大会2年連続優勝の栄冠に輝きました。併せてワールドカップリーダーとなるイエロービブ奪還も果たしました!
怪我から復帰戦となった冨田るき選手も、限られた時間の中での調整をうまく繋げ、今季初戦にして3位表彰台獲得となりました。
しかしながら、今回怪我で出場していない選手や絶対的王者のKim選手(米国)らの実力者が上にいる現状から、日本女子選手の強化進度も進ませていかなければなりません。

女子 日本人選手結果
1位 小野光希
3位 冨田るき
7位 冨田せな

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著者プロフィール

公益財団法人全日本スキー連盟は、日本におけるスキー・スノーボード競技を統括すると同時に、普及・振興の役割も担う競技団体。設立は1925年、2025年には設立100周年を迎える。スキージャンプ、ノルディック複合、クロスカントリー、アルペン、フリースタイル、スノーボードの6競技において、世界で戦う選手たち「SNOW JAPAN」の情報や、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップなどの大会情報をお届けします。

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