【スキー】特集スキークロス選手インタビュー  高橋大成

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高橋大成選手[所属:新赤倉スキークラブ] 【撮影:香川英信】

ヨーロッパカップ出場の高橋大成(タカハシタイセイ)[所属:新赤倉スキークラブ]選手に2023年の試合の振り返りや年末年始のご挨拶などを聞きました。インタビューの様子を紹介します。
試合に対する2023年の振り返りと、2024年に向けての意気込み
現役に復帰して、たくさんの方々の支えと応援があって、ここまでくることができました。とても感謝しております。順調なシーズンが送れています。11月のヨーロッパカップは天候不順で大会がキャンセルだったのですが、スウェーデンのイドレの大会では0.3秒差で予選通過ができませんでした。2023年3月に初めて大会に出場したときの予選通過ラインと2.0秒〜3.0秒差だったので、その差が0.3秒差まで縮まったことが、大きな収穫だったかと思います。

集中力を高めるために、ご自身の生活の中で工夫している事、また自分は集中力があるなと思うエピソード
自分がコントロールできることに集中して、コントロールできないことからは手を離す、タッチしないというように心がけています。相手の選手の滑りや、相手が考えていること、天候や雪面のコンディションは自分ではコントロールできない。一方自分の滑りはコントロールできるので、そこにいかに集中するかということが大事にしていることです。結果として良い滑りをする状態になると思います。
集中できたエピソードは、全日本選手権で自分のやることに集中した結果、自分のやるべきことがわかって、自分の思い描いたラインで滑ることができた、という経験があります。ある種のゾーンとかフローとかというような状態だったのかなと思います。そこに恐怖心などは一切なく、落ち着いたようなメンタリティーで、少しの高揚感、そのような感じで滑れたのを記憶しています。

試合に勝つために一番重要だと思う事は何ですか?
いかに良い準備ができるかだと思います。最終的にはレースの駆け引きになると思いますが、まずは準備、その上で駆け引きだと思うので準備が大事だと思います。

年末年始のご挨拶
ここにくるまでにたくさんの方々の支えがあって、自分の競技人生が送れていることに心から感謝しています。本当にありがとうございます。
2024年は結果でみなさんに恩返しできるように、精一杯頑張って参りますので、応援よろしくお願いします。
FISヨーロッパカップ出場スケジュール
2024
1/8-15 ライターアルムオーストリア
1/18-19 レンクスイス
2/3-4 グラースゲーレンドイツ
2/8-9 レ・コンタミンヌ フランス
2/16-17 サン・ペレグリノ イタリア
3/1-2 サン・ペレグリノ イタリア
3/20-21 ライターアルム オーストリア

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著者プロフィール

公益財団法人全日本スキー連盟は、日本におけるスキー・スノーボード競技を統括すると同時に、普及・振興の役割も担う競技団体。設立は1925年、2025年には設立100周年を迎える。スキージャンプ、ノルディック複合、クロスカントリー、アルペン、フリースタイル、スノーボードの6競技において、世界で戦う選手たち「SNOW JAPAN」の情報や、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップなどの大会情報をお届けします。

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