【スキー】特集 スキークロス選手紹介 高橋 大成

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【スキー】スキークロス高橋 大成 選手 FISヨーロッパカップ出場決定!

高橋大成選手[所属/新赤倉スキークラブ] 【撮影 香川英信】

コンチネンタルカップに出場する選手をシリーズで特集します。第1回目は高橋大成(タカハシタイセイ)選手【所属/新赤倉スキークラブ】。遠征先のピッツタール(オーストリア)でのインタビューとトレーニングの様子を紹介します。
Q スキークロスの魅力は?
高橋大成: 僕が思うスキークロスの魅力は「不確実さ」です。スキークロスは4人で滑ること、複雑なコースレイアウトなど、あらゆる要因が重なることで、先が予測できない不確実さが特に強いと感じています。競技をする側と見る側双方が、どうなるかわからないスリルを味わえます。

Q今後のビジョンを教えてください
高橋大成:現在2026年に開催されるミラノ・コルティナ五輪出場を目標に活動しています。そのため来シーズンはナショナルチームのメンバーに選出されることを目標に、日々トレーニングに励んでいます。そして将来的には7年後の五輪でメダルを獲得し、自分の小さい頃からの夢を叶えたいです。

Q自分自身の強みを教えてください
高橋大成: 自分の強みは「挑戦する姿勢」にあると思っています。今回、現役復帰をして新しい競技に挑戦するという決断をしましたが、スキークロスは僕にとってまさに未知の世界であり、周囲からは心配する声もありました。ただ、僕にとってスキークロスというスポーツは可能性の塊であり、人生をかけて挑戦すべきだと感じていたため、もう一度競技の世界に戻ってきました。その結果、この競技で世界に挑めることが本当に嬉しく、毎日が本当に充実しています。今後も「挑戦する」「何事もやってみる」というマインドを大事にしていきたいと思います
FISヨーロッパカップ出場スケジュール
2023
11/24-26 ピッツタール オーストリア
12/15-16 イドレ・フェリスウェーデン
2024
1/8-15 ライターアルムオーストリア
1/18-19 レンクスイス
2/3-4 グラースゲーレンドイツ
2/8-9 レ・コンタミンヌ フランス
2/16-17 サン・ペレグリノ イタリア
3/1-2 サン・ペレグリノ イタリア
3/20-21 ライターアルム オーストリア
プロフィール
1997年4月27日。新潟県の妙高という雪国に生まれました。物心つく前からスキーをして育ち、高校はスキーの専門学校である全日本ウィンタースポーツ学校へ進学し、高校2年生の時には国民体育大会7位入賞、そして全日本ジュニアスキー選手権大会にて優勝。その後スキー名門校である中央大学に進学しました。大学 4 年生の時にはフランスのクラブチームへ武者修行し、全日本選手権スピード系種目優勝という悲願の日本一になりました。

コーチとして
2020 年に現役を引退すると、自身の地元である妙高に戻り、小学生を中心としたコーチとして 2 年間活動しました。これまでのスキー人生で学んだことをいかし、またスキーを通じて人生を豊かにするというモットーを掲げ、スポーツで選手の人間形成や地域活性化に取り組みました。

もう一度夢の舞台へ
子供の頃から夢見てきたオリンピックを目指し、2022年現役復帰しました。

1997年4月27日生まれ
新潟県妙高市出身 
妙高高原中学校
全日本ウィンタースポーツ専門学校 
中央大学法学部法律学科  
東海大学体育学部生涯スポーツ学科 

戦績
[アルペンスキー]
2015 
国体少年男子     7位 
全日本ジュニアSG  優勝
2017
全日本選手権SG   7位
2018 
全日本選手権SG   2位
全日本選手権AC   5位
2019 
全日本選手権SG   9位
2020 
全日本選手権SG   優勝
インカレ1部SG   2位
インカレ1部総合  3位
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著者プロフィール

公益財団法人全日本スキー連盟は、日本におけるスキー・スノーボード競技を統括すると同時に、普及・振興の役割も担う競技団体。設立は1925年、2025年には設立100周年を迎える。スキージャンプ、ノルディック複合、クロスカントリー、アルペン、フリースタイル、スノーボードの6競技において、世界で戦う選手たち「SNOW JAPAN」の情報や、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップなどの大会情報をお届けします。

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