【新入団選手スカウトに聞いた!】“横浜高”出身の本格左腕は、“エースの系譜”に名を連ねられるか。高い完成度と驚くほどの伸びしろは、大きな縁で獅子と結ばれた。
11月26日に会見を終えた新入団選手たち。来季からライオンズの一員になる彼らのことをファンの皆さまにより知っていただくために、今年も昨年に引き続き担当スカウトインタビューを実施!
第8弾は杉山投手!担当である竹下スカウトに、直接お話をお伺いしました!
(編集協力:週刊ベースボール)
第8弾は杉山投手!担当である竹下スカウトに、直接お話をお伺いしました!
(編集協力:週刊ベースボール)
逃した夏の舞台があったからこそ生まれた縁が、杉山投手の手を手繰り寄せた。
【©SEIBU Lions】
横浜高からの高卒入団投手といえば、ライオンズでは松坂大輔氏、涌井秀章投手(現中日)の名が挙がる。両者ともプロ1年目から勝利を挙げ、のちにエースに君臨。ライオンズの看板を背負うとともに、日本球界をも代表する大投手となった。杉山遙希投手も、十分そのポテンシャルを秘めていると、竹下潤スカウトは太鼓判を押す。惹かれたのは、「本格派左腕であることと、完成度が高くて伸びしろがあるところ」だ。“完成度”と“伸びしろ”。ある意味、真逆とも言える。「でも、高校生の場合、完成度と伸びしろを併せ持っていないと、ドラフト3位指名はしてもらえません。現時点での完成度が高くて、さらに伸びしろがあるからこそ上位で指名してもらえるんです」。
杉山投手との“縁”も少なからず感じている。それは、高校1年生の夏の甲子園からエースとして投げてきた杉山投手にとっては「唯一の想定外だったと思います」と感じる、最後の夏の甲子園出場を果たせなかったことだという。「もし今夏、甲子園に出ていたら、他球団からの評価が上がって3位では残っていなかったかもしれません。」
本格派左腕が歩むレジェンドへの道を、大いなる期待をもって見守っていきたい。
杉山投手との“縁”も少なからず感じている。それは、高校1年生の夏の甲子園からエースとして投げてきた杉山投手にとっては「唯一の想定外だったと思います」と感じる、最後の夏の甲子園出場を果たせなかったことだという。「もし今夏、甲子園に出ていたら、他球団からの評価が上がって3位では残っていなかったかもしれません。」
本格派左腕が歩むレジェンドへの道を、大いなる期待をもって見守っていきたい。
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