【BOATRACE】オール3連対キープの茅原悠紀が得点率トップ君臨! 芦屋G1全日本王座決定戦

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 ボートレース芦屋(福岡県芦屋町)の「G1読売新聞社杯 全日本王座決定戦 開設71周年記念」は8日、3日目が開催され、9日はいよいよ予選最終日を迎える。

 スタンド側からの緩やかな横風で好水面に恵まれた3日目は、インが8勝と強さを発揮。3連単の3けた配当が4本もあった一方で、万舟券は2本。波乱の少ない1日だった。

 3日目終了時点、得点率8.80でトップに立ったのは茅原悠紀(岡山支部36歳)【冒頭の写真】。初日のドリーム戦を6号艇で制した以降も2、2、1、3着とオール3連対をキープ。帰郷者続出のため4日目も2回乗りで予選7回乗りになったが、その4日目の2走は7Rの2号艇、12Rの1号艇と好枠。「バランス型で足は全体的にいい」と成績どおりの好感触を得ており、このまま予選トップを守る公算は高い。茅原はグランプリ出場こそ決めているが、今年はG2戦以上の優勝がなく(昨年度分の地区選除く)、まだ来年3月戸田クラシックの出場権を持っていないので、ここで決めたい気持ちもあるだろう。

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 得点率2位には地元エースの瓜生正義(福岡支部47歳)【写真上】がつけた。初日ドリーム戦の1号艇で2着と敗れたのは痛かったが、2日目からは2、2、3着と安定した走りで未勝利ながらも得点率は8.00と高い。「足はトップレベルの次くらいですかね」と、そこそこ仕上がっている雰囲気。瓜生の場合、今年どころか2年前の住之江グランプリV以降、一般戦を含めても優勝から遠ざかっており、地元水面で久々の美酒を味わいたいところ。茅原悠紀を逆転するのは難しそうだが、最低でも準優勝戦の1号艇は死守したいところだ。4日目の出番は4Rの5号艇と11Rの3号艇だ。

 得点率3位の桐生順平は7.20の得点率で、7.00の4位タイには前沢丈史、寺田祥、太田和美、山口剛の4人が並ぶ。茅原悠紀の予選トップ通過が濃厚な状況だが、2位以下の準優勝戦1号艇争いは予想がつかない大混戦になっている。

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 得点率6.60で塩田北斗とともに9位タイの西山貴浩(福岡支部36歳)【写真上】は3Rの6号艇で4着以上条件の勝負駆けに挑む。今節は珍しく「引きたかったモーターのうちの1つを引けた」と抽選運には恵まれており、むしろ9位タイという順位では物足りないほどだが「調整力はないけど出足はいい」と好感触を得ている。

 3日目時点の準優勝戦ボーダーは6.25と高めになっており、下位からは山口達也、魚谷智之、中島孝平、新田雄史らが勝負駆けに挑む。

 なお、3日目11Rの2周2マークでは2番手を走っていた前田将太に、3番手争いをしていた篠崎元志が接触して前田が落水。篠崎元は妨害失格で賞典除外になった。前田は帰郷。仲谷颯仁も帰郷しており、正規での出場選手は43人に減っている。4日目から末永祐輝、下寺秀和、林恵祐、三原司の4人が追加参戦。西山貴浩の相棒(同じポンコツ会)とも言うべき林恵祐は、2007年10月の宮島周年以来(この時も追加)、16年ぶりのG1戦出場となる。

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