スピアーズ今日の濃いバナ!vol.1「新人さんいらっしゃーい!梁本旺義の巻」

チーム・協会

新・元気印 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】

3年目のリーグワン!
“新王者包囲網”を敷かれ、苦しい戦いが続くスピアーズ。
新たなレベルでの産みの苦しみ。初めて味わう「王者の重圧」に見ているこっちも身悶えする毎日。そんな毎日を人間最強熱波・松岡修造ばりにHOTにするRUN&GUNでバーリトゥード(なんでもあり)な神出鬼没の新連載「スピアーズ 今日の濃いバナ!」
早朝バズーカ並みにいきなりスタート!

タイトルからもわかってしまうと思うがごっついラガーマンのスウィートなプライベートトークがもしかしてだけど、もしかしてだけど…

ここだけで聞けちゃう!?

…と思ったら大間違い!そんなに世の中はスウィートじゃない!
ここだけなのは確かだけど。

その濃いバナ!記念すべき第一回はサブタイトルに「新人さんいらっしゃーい」というどこかで聞いたことあるようなサブタイトルをくっ付けてウブなルーキーの心の隙間にドカドカ上がり込み力づくでご紹介!
そのトップバッターとなるのはザ・元気印ルーキー梁本旺義。
データだタイパだコスパだと何かと高効率が良しとされるこの時代にあって、
あえて「根性!」を武器とする“THE MAN”だ!

屈強ラガーマンの繊細な心の揺らぎにきっとあなたは椅子からズリ落ちる!

オレンジと笑顔がベストマッチ! 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】

初めまして!梁本旺義です!

―新人さんいらっしゃーい!
こんにちは!梁本です

-緊張した面持ちで登場!初々しい!どうですか?チームには慣れましたか?
やっと…慣れてきました。トップレベルのチームに来たことで、毎日コテンパンにされている事が楽しいです。

-毎日コテンパン…コンプライアンスぎりぎりの前向きさですね。
僕は大学時代、力勝負を身上としていて、ガツガツぶつかって前に出ていくタイプだったんですが、スピアーズに来てみたらもう外国人選手をはじめとしてみんなフィジカルお化けばっかりで…もうホントにヤバいです。オペティ選手とかもう…痛いです(笑)。プレーの方も大学時代とは違うポジションになりバックス陣との連携が多くなったので、戦術的な面でもついていくだけで精いっぱいの日々です。

-想像以上に大変そうですね。では、梁本選手ご自身はどんな人物なのでしょう?
人とコミュニケーション取るのが好きで、オモロイことが大好きなんですよ。思えばこれまでの人生も「オモロイかオモロクナイか」で決めてきた気がします。

-ローラ○ドみたいですね。強豪・常翔学園ではキャプテンを務め、古豪・同志社大学でもキャプテンと華々しいラグビー道を歩いてきましたが、社会人になるまで関西だったのは少し意外な気もします。
高校の時に関東の大学からもいくつかお誘いの声をかけていただいたんですが…純粋に関西から離れるのが嫌だったんです。地元が大好きなんで。

-かわいい!
ホントはラグビーは中学で辞めるつもりやったんですけど、高校で常翔学園に行けるってなったから続けて…高校では本当に終わりにするもりだったんですが今度は同志社大学から声かけていただいて…大学に行ってからも3回生くらいまでは普通に就職しようと思っていたんです。

-意外!ラグビー続ける気はあまりなかったんですか!?ちなみに普通に就職するならどんな会社に入ろうと思ってたんですか?
…そうスね…ん~…どんな会社…何かな…

-歯切れ悪っ(笑)
そうしてる間にクボタスピアーズに声をかけていただきまして。そこで初めて自分が社会人になってもラグビーを続けるということを意識しました。「まだラグビー続けられんねや」って。

新たなポジションで奮闘 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】

荒波に揉まれる

-自分の得意プレーは?
気持ちで前に出るプレーです

-おお!最近見ないですそういうの!
…そうやったんですけど、先日のトレーニングマッチで自分の強みである「気持ち」の部分がまるで出せなかったんです…ホンマに何もできずわけかわらんまま終わってしまって。高校生の頃にも一度経験してめっちゃ落ち込んだことあったんですが、それ以来の経験ですね…むちゃくちゃ悔しい想いをしたので、もう一回、気持ち入れ直して頑張ります!

-あちゃちゃ荒波に揉まれてますね…でも、そんな時こそ「セラヴィ!」ですね。元気印・梁本旺義が試合で爆発するところを早く見たいです!
はい!ありがとうございます!頑張ります!


ビシッと背筋を伸ばし、サッと頭を下げる。
純粋である。まっすぐである。好漢以外の何者でもない。
ぶつかった壁はかつてなく厚く、高い。
だがしかし!この漢は…梁本旺義はやってくれるに違いない。
その瞬間を、楽しみに待っている。

それでは新人さん、いってらっしゃーい!

文 オフィス男気大陸

荒波に揉まれても、必ず前に出てやる!(※本人の気持ちを勝手に代弁しています) 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】

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著者プロフィール

〈クボタスピアーズ船橋・東京ベイについて〉 1978年創部。1990年、クボタ創業100周年を機にカンパニースポーツと定め、千葉県船橋市のクボタ京葉工場内にグランドとクラブハウスを整備。2003年、ジャパンラグビートップリーグ発足時からトップリーグの常連として戦ってきた。 「Proud Billboard」のビジョンの元、強く、愛されるチームを目指し、ステークホルダーの「誇りの広告塔」となるべくチーム強化を図っている。NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23では、創部以来初の決勝に進出。激戦の末に勝利し、優勝という結果でシーズンを終えた。 また、チーム強化だけでなく、SDGsの推進やラグビーを通じた普及・育成活動などといった社会貢献活動を積極的に推進している。スピアーズではファンのことを「共にオレンジを着て戦う仲間」という意図から「オレンジアーミー」と呼んでいる。

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