徳島インディゴソックスの最速159km/h右腕「椎葉剛」を知るにはまずこれを読め!
指名順位にも期待が高まっている 【徳島インディゴソックス】
プロフィール
背番号:15
出身:大阪府
生年月日:2002/3/18
身長:182m
体重:85kg
投/打:右/右
経歴: 島原中央高校ーミキハウス
最速159km/hの火の玉ストレートで打者を圧倒する剛腕ピッチャー。社会人野球ミキハウスには3年間在籍するも、試合出場はわずか。春先に入団した時点では最速148km/hであり、1年間で最高球速を11km/h更新した。世代は今年の大卒世代と同じで、数多い同世代の好投手たちと比べても引けを取らない力強い直球が最大の魅力。プレイヤータイプとしては誰しもがその直球に憧れた藤川球児投手、同じ独立リーグというスタートから侍ジャパンにまで駆け上がった阪神の湯浅京己投手をイメージする。
椎葉の剛腕投手としての注目度を一躍高めたのは6月24日の愛媛MP戦。この登板で自己最速を大幅に更新する最速157km/hを計測し、話題になった。この登板ではチームメイトのロドルフォ・マルティネスも最速164km/hを計測した。
成績&データ
データは独自集計 【徳島インディゴソックス】
ゾーン別被打率(左右別)
データは独自集計 (画像は投手目線) 【徳島インディゴソックス】
塁状況別成績
データは独自集計 【徳島インディゴソックス】
球種構成
・SwStr% = 空振り数/全投球数(一般的な「空振り率」) ・Whiff% = 空振り数/スイングした投球数 スポナビより独自集計 【徳島インディゴソックス】
今シーズン奪った51個の三振のうち、30個がストレートによるもの。変化球では主にスライダーが決め球として機能しており、多くの空振りを奪っている。ストレートで奪った三振30個に次いで、15個をスライダーで奪った。投球の構成の軸となるストレートがあまりに強烈なために変化球まで打者はついて来れていないように思えた。
球速帯
データは独自集計 【徳島インディゴソックス】
後期シーズンのみ 【徳島インディゴソックス】
全登板内容
【徳島インディゴソックス】
Rapsodo Data
球種判定はスポナビに準じる (画像は投手目線) 【徳島インディゴソックス】
9月22日の登板は愛媛MPと四国ILの年間総合優勝を争うゲームであり、より力のこもった投球になっていた。8月11日の登板と比べてより縦変化の大きいボールが増えていることにはそのような状況も影響していたのかもしれない。またこの日は雨が降る中の試合で足場が悪い中での登板。ベストコンディションであればさらに面白い内容が見れたかもしれない。
剛腕で打者を圧倒するピッチングを見せつけた圧巻の1年間だった。ただ大学4年生の世代とまだまだ若く、発展途上。1年間フルで試合に投げ続けたのも今年が初めて。急成長を見せたからこそ身体を大事にして、NPBという夢の舞台で息の長い活躍をしてくれることを願っている。1軍で大暴れする日が今から楽しみで仕方ない。
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