【BOATRACE】千載一遇のチャンス 青木玄太と藤原啓史朗がG1初Vへ先陣争い! 桐生G1赤城雷神杯
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勝った山口剛(広島支部41歳)【写真下】は「外枠を見たらメンバーはすごかったけど、イン戦だったので相手は関係なかったですね。集中してレースにいけました。スタートもフルダッシュだった分、少しのぞいていく感じがあったし、余裕を持って回れました」とレースを振り返った。モーターの方は「少し重さはあるけれどしっかりグリップするし、行き足も悪くない。いつもの自分の仕上がった時と比べると、若干伸び型な感じになってはいるけれど、それは桐生の気圧の低さの分かな」と。ファイナルへ向けては「優勝しにきたので、優勝をめざして真剣勝負します」と山口らしい、歯切れのいい言葉で意気込みを語った。
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準優最後の11Rも青木玄太(滋賀支部36歳)【冒頭の写真】のイン逃げ決着となった。青木はインからコンマ16のスタート。少し中外勢にのぞかれる展開ではあったが、1マークまで伸びて出ると、あっさり先制して逃げ切った。2着はまくり差した吉田拡郎が、2マークで丸野一樹を差してさばいた。
4日目に10人抜きの予選トップから準優快勝の青木が、優勝戦の1枠を獲得。モーターの仕上がりも「準優が一番タイム(展示)も出ていたし、軽快感もあって文句ないです。久しぶりにこんな仕上がりでレースにいけたなという感じ」と自信ありげ。G1は通算3回目の優出。「しっかり勝って帰れるように頑張ります」と実に落ち着いた表情でインタビューを結んだ。
優勝戦のメンバーと主な戦績は次のとおり。
<桐生 最終日 12R 優勝戦>
1枠 青木 玄太 (滋賀支部) SGV0 G1V0
2枠 藤原啓史朗 (岡山支部) SGV0 G1V0
3枠 山口 剛 (広島支部) SGV1 G1V9
4枠 峰 竜太 (佐賀支部) SGV5 G1V17
5枠 秋山 直之 (群馬支部) SGV0 G1V5
6枠 吉田 拡郎 (岡山支部) SGV1 G1V4
勢いのある藤原、攻め位置で力をフルに発揮する山口、そして4カドにはボート界最強の峰。そのマーク位置には地元豪腕の秋山と油断ならない相手はそろったが、青木が見事G1初優勝を達成できるのか? 元選手の父・青木孝司さん(2014年引退)が成し遂げられなかった大きな夢へ、息子の玄太がデビュー16年目にして王手をかけた。
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