【RWC2023】出場チーム紹介② プールB
【【RWC2023】出場チーム紹介② プールB】
【これはnoteに投稿されたみきしの(ShinoMiki)さんによる記事です。】
世界ランキング1位~5位が3チームの大激戦プール。
プール戦を突破するのはどこか。
ラグビーワールドカップ2023™フランス大会の出場チーム全20チーム、プールごとにチームや注目選手を紹介します。今回はプールBです。
前回優勝国の南アフリカと、現在世界ランキング1位のアイルランドを中心とするが、世界ランキング5位まで上がっているスコットランドも侮れません。
プール戦を突破するのはどこか。
ラグビーワールドカップ2023™フランス大会の出場チーム全20チーム、プールごとにチームや注目選手を紹介します。今回はプールBです。
前回優勝国の南アフリカと、現在世界ランキング1位のアイルランドを中心とするが、世界ランキング5位まで上がっているスコットランドも侮れません。
チーム紹介
南アフリカ共和国
愛称:スプリングボクス(Springboks)
エンブレム:スプリングボック(シカのような偶蹄類),プロテア(南アフリカを代表する花)
ヘッドコーチ:ジャック・ニーナバー
キャプテン: シヤ・コリシ
前回大会であるW杯2019優勝国であり、現在世界最強国の1つである南アフリカ共和国。W杯はニュージーランドとならび3回の優勝があります。歴史的にはアパルトヘイト(南アフリカの人種隔離政策)で出場できない期間があり、現在でも一定割合の黒人選手の割り当てが求められています。
ラン・パワーとも個々の力が充実する南アフリカは今回も優勝候補です。正SOポラード選手の怪我からの復帰が期待され、さらに盤石なチームになることが楽しみです。
エンブレム:スプリングボック(シカのような偶蹄類),プロテア(南アフリカを代表する花)
ヘッドコーチ:ジャック・ニーナバー
キャプテン: シヤ・コリシ
前回大会であるW杯2019優勝国であり、現在世界最強国の1つである南アフリカ共和国。W杯はニュージーランドとならび3回の優勝があります。歴史的にはアパルトヘイト(南アフリカの人種隔離政策)で出場できない期間があり、現在でも一定割合の黒人選手の割り当てが求められています。
ラン・パワーとも個々の力が充実する南アフリカは今回も優勝候補です。正SOポラード選手の怪我からの復帰が期待され、さらに盤石なチームになることが楽しみです。
アイルランド
愛称:なし
エンブレム:シャムロック(三つ葉のクローバー)
ヘッドコーチ:アンディ・ファレル
キャプテン: ジョナサン・セクストン
2023年8月現在世界ランキング1位のアイルランド。
アイルランド共和国とイギリスの北アイルランドにまたがっているラグビーユニオンのナショナルチームで、両国から選手が選出されます。
欧州6か国対抗シックス・ネイションズは2023年優勝(グランドスラム達成)と競合がひしめくヨーロッパでも今一番乗っているチームといえるでしょう。W杯では過去最高成績がベスト8とこれまではあまり実力が発揮できなかったアイルランドですが、今回は上位進出が予想されます。
エンブレム:シャムロック(三つ葉のクローバー)
ヘッドコーチ:アンディ・ファレル
キャプテン: ジョナサン・セクストン
2023年8月現在世界ランキング1位のアイルランド。
アイルランド共和国とイギリスの北アイルランドにまたがっているラグビーユニオンのナショナルチームで、両国から選手が選出されます。
欧州6か国対抗シックス・ネイションズは2023年優勝(グランドスラム達成)と競合がひしめくヨーロッパでも今一番乗っているチームといえるでしょう。W杯では過去最高成績がベスト8とこれまではあまり実力が発揮できなかったアイルランドですが、今回は上位進出が予想されます。
スコットランド
愛称:なし
エンブレム:アザミ
ヘッドコーチ: グレガー・タウンセンド
キャプテン: ジェイミー・リッチー
ワールドラグビー史上初のテストマッチ勝利国(相手はイングランド)と歴史の長いスコットランド。直近ではW杯開催国フランスに勝利するなど、世界ランキング5位は実力通りともいえるでしょう。
前回大会では(当時は)格下の日本に敗れトーナメント進出が果たせなかったなど厳しい状況ですが、今回も苦しいプールに入りました。絶対的司令塔SOフィン・ラッセル選手を中心に強豪に優勝候補2チームにどう挑むか?
エンブレム:アザミ
ヘッドコーチ: グレガー・タウンセンド
キャプテン: ジェイミー・リッチー
ワールドラグビー史上初のテストマッチ勝利国(相手はイングランド)と歴史の長いスコットランド。直近ではW杯開催国フランスに勝利するなど、世界ランキング5位は実力通りともいえるでしょう。
前回大会では(当時は)格下の日本に敗れトーナメント進出が果たせなかったなど厳しい状況ですが、今回も苦しいプールに入りました。絶対的司令塔SOフィン・ラッセル選手を中心に強豪に優勝候補2チームにどう挑むか?
トンガ
愛称:イカレ・タヒ
エンブレム:鳩とオリーブ
ヘッドコーチ:トウタイ・ケフ
キャプテン:シアレ・ピウタウ
太平洋に浮かぶ小さな国ながらラグビー人口が多く、日本をはじめ世界中でプレーをする選手が多いトンガ代表。日本で初めてラグビーチームで公式戦に出場したのもトンガの選手だった。
2023年のパシフィック・ネーションズシリーズではランキング上位の日本に勝利するなどW杯に向けて力をつけている。
出場資格の変更により、ジョージ・モアラ選手をはじめ元ニュージーランド代表・オーストラリア代表選手がトンガ代表としてW杯に出場する。
体格が大きくフィジカルを生かしたプレーが特徴。ウォークライはシピタウ。
エンブレム:鳩とオリーブ
ヘッドコーチ:トウタイ・ケフ
キャプテン:シアレ・ピウタウ
太平洋に浮かぶ小さな国ながらラグビー人口が多く、日本をはじめ世界中でプレーをする選手が多いトンガ代表。日本で初めてラグビーチームで公式戦に出場したのもトンガの選手だった。
2023年のパシフィック・ネーションズシリーズではランキング上位の日本に勝利するなどW杯に向けて力をつけている。
出場資格の変更により、ジョージ・モアラ選手をはじめ元ニュージーランド代表・オーストラリア代表選手がトンガ代表としてW杯に出場する。
体格が大きくフィジカルを生かしたプレーが特徴。ウォークライはシピタウ。
※リンク先は外部サイトの場合があります
ルーマニア
愛称:オークス
エンブレム:樫(カシ)
ヘッドコーチ: アンディ・ロビンソン
キャプテン: ミハイ・マコベイ
東ヨーロッパでシックスネーションズ参加国を除けば強豪国という位置にいるルーマニア。本大会の欧州地区予選では、出場権を獲得したスペインが規定違反で資格を失い、繰り上げでルーマニアの出場が決まった。前回大会は同じ理由で出場権を失ったルーマニアのリベンジはなるか。
エンブレム:樫(カシ)
ヘッドコーチ: アンディ・ロビンソン
キャプテン: ミハイ・マコベイ
東ヨーロッパでシックスネーションズ参加国を除けば強豪国という位置にいるルーマニア。本大会の欧州地区予選では、出場権を獲得したスペインが規定違反で資格を失い、繰り上げでルーマニアの出場が決まった。前回大会は同じ理由で出場権を失ったルーマニアのリベンジはなるか。
世界ランキング(2023.8.21時点)での各チームの位置
1位 アイルランド
3位 南アフリカ共和国
5位 スコットランド
15位 トンガ
19位 ルーマニア
世界ランキング5位までの3チームがはいる「死のプール」。世界ランキング1位アイルランドと前回王者南アフリカの対決は必見。前回大会でもトップ8圏内にいながら日本に敗れてトーナメント進出を逃したスコットランドはリベンジなるか?が注目される
3位 南アフリカ共和国
5位 スコットランド
15位 トンガ
19位 ルーマニア
世界ランキング5位までの3チームがはいる「死のプール」。世界ランキング1位アイルランドと前回王者南アフリカの対決は必見。前回大会でもトップ8圏内にいながら日本に敗れてトーナメント進出を逃したスコットランドはリベンジなるか?が注目される
個人的注目選手3選
南アフリカ共和国: FL/No.8 ピーターステフ・デュトイ選手
日本でプレーをする選手が多い南アフリカの選手の中で一番注目しているデュトイ選手。現在はトヨタヴェルブリッツでプレーしています。
圧倒的な機動力と運動量で、「デュトイ選手は試合に何人いるの?」というほど、一度タックルしてもすぐに次の場所でタックルします。
優勝した前回大会の2019年にはワールドラグビー15人制最優秀選手賞(MVP)に選出されました。
圧倒的な機動力と運動量で、「デュトイ選手は試合に何人いるの?」というほど、一度タックルしてもすぐに次の場所でタックルします。
優勝した前回大会の2019年にはワールドラグビー15人制最優秀選手賞(MVP)に選出されました。
アイルランド:SO ジョナサン・セクストン選手
(アイルランドはメンバー発表されていませんが、絶対に入るはずなのでご紹介。)
プレーでもチームの精神的な意味でもアイルランドの支柱的存在であり世界ランキング1位の立役者。前回大会で日本がアイルランドに劇的勝利を果たした「シズオカ・ショック」。セクストン選手が出場していたら起きなかっただろうといわれるほどチームへの影響が大きい。
アイルランド代表100キャップを超えるベテランは、本大会を最後に代表引退を発表しています。
プレーでもチームの精神的な意味でもアイルランドの支柱的存在であり世界ランキング1位の立役者。前回大会で日本がアイルランドに劇的勝利を果たした「シズオカ・ショック」。セクストン選手が出場していたら起きなかっただろうといわれるほどチームへの影響が大きい。
アイルランド代表100キャップを超えるベテランは、本大会を最後に代表引退を発表しています。
スコットランド:FL ジェイミー・リッチー選手
スコットランド主将。
プレースタイルは「闘将」「暴れん坊」。激しいプレーを厭わずチームのために体を張る。熱くなってエネルギーが相手に向かうこともあるが彼の情熱故。前回大会では試合中にもみ合いとなった田村選手と翌日にはTwitterで「It's the game we play rugby(それが私たちがプレーするラグビーというゲームだから)」と言いエールを送るナイスガイ。
プレースタイルは「闘将」「暴れん坊」。激しいプレーを厭わずチームのために体を張る。熱くなってエネルギーが相手に向かうこともあるが彼の情熱故。前回大会では試合中にもみ合いとなった田村選手と翌日にはTwitterで「It's the game we play rugby(それが私たちがプレーするラグビーというゲームだから)」と言いエールを送るナイスガイ。
(番外編)南アフリカ共和国: SH ファフ・デ・クラーク選手
日本で大人気の「ファフさん」。
プレーのすごさはもちろん2019年大会にシャンプーのCM動画が作られる頬の金髪が素敵。
プレーのすごさはもちろん2019年大会にシャンプーのCM動画が作られる頬の金髪が素敵。
プールスケジュール
9月9日 (土) アイルランド - ルーマニア@ボルドー
9月10日 (日) 南アフリカ共和国 - スコットランド@マルセイユ
9月16日 (土) アイルランド - トンガ@ナント
9月17日 (日) 南アフリカ共和国 - ルーマニア@ボルドー
9月23日 (土) 南アフリカ共和国 - アイルランド@サン=ドニ
9月24日 (日) スコットランド - トンガ@ニース
9月30日 (土) スコットランド - ルーマニア@リール
10月1日 (日) 南アフリカ共和国 - トンガ@マルセイユ
10月7日 (土) アイルランド - スコットランド@サン=ドニ
10月8日 (日) トンガ - ルーマニア@リール
9月10日 (日) 南アフリカ共和国 - スコットランド@マルセイユ
9月16日 (土) アイルランド - トンガ@ナント
9月17日 (日) 南アフリカ共和国 - ルーマニア@ボルドー
9月23日 (土) 南アフリカ共和国 - アイルランド@サン=ドニ
9月24日 (日) スコットランド - トンガ@ニース
9月30日 (土) スコットランド - ルーマニア@リール
10月1日 (日) 南アフリカ共和国 - トンガ@マルセイユ
10月7日 (土) アイルランド - スコットランド@サン=ドニ
10月8日 (日) トンガ - ルーマニア@リール
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