児島SGオーシャンカップ4日目 長嶋万記が「バードアイ」でレースを俯瞰する
【(C)BOATRACE 長嶋万記】
道中4連勝した馬場貴也が一歩リードしているが、地元の山口達也ほかが猛追しており得点率トップ争いは予断を許さない。
一方、準優進出争いも熾烈(しれつ)。ボーダーを6.00とした場合、「当確」(無事故完走条件)としているのは5選手のみ。残すイスは13もある状況だ。
【(C)BOATRACE】
今シリーズはその18位圏内に女子レーサーが2人入っている。
長嶋万記(3日目終了時点7.50)と守屋美穂(3日目終了時点6.75)だ。
長嶋万記(静岡支部42歳)【写真2枚】は15回目のSGだが、予選をクリアすれば2017年3月の児島ボートレースクラシック以来2回目の準優進出となる。
また、SGは17回目の守屋美穂は、2021年の芦屋オーシャンカップ以来、こちらも2回目の準優進出をめざすことになる。
【(C)BOATRACE 長嶋万記】
【(C)BOATRACE】
「社会を鳥の目で俯瞰(ふかん)し全体像を見ること」を大切にしているという長嶋万記は、「そうした視点を持つことで、自分の立ち位置がわかり何をなすべきか大局的に判断できる」という。
座右の「バードアイ」は、当然レースにも反映している。
ましてや6号艇ともなれば、5艇の動き全体を瞬時に判断しなければならず「バードアイ」は欠かせない。興味深い一戦である。
【(C)BOATRACE】
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ