児島SGオーシャンカップ4日目 長嶋万記が「バードアイ」でレースを俯瞰する

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【(C)BOATRACE 長嶋万記】

ボートレース児島で開催中の「SG第28回オーシャンカップ」はきょう21日が4日目、予選最終日である。
道中4連勝した馬場貴也が一歩リードしているが、地元の山口達也ほかが猛追しており得点率トップ争いは予断を許さない。
一方、準優進出争いも熾烈(しれつ)。ボーダーを6.00とした場合、「当確」(無事故完走条件)としているのは5選手のみ。残すイスは13もある状況だ。

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今シリーズはその18位圏内に女子レーサーが2人入っている。
長嶋万記(3日目終了時点7.50)と守屋美穂(3日目終了時点6.75)だ。
長嶋万記(静岡支部42歳)【写真2枚】は15回目のSGだが、予選をクリアすれば2017年3月の児島ボートレースクラシック以来2回目の準優進出となる。
また、SGは17回目の守屋美穂は、2021年の芦屋オーシャンカップ以来、こちらも2回目の準優進出をめざすことになる。

【(C)BOATRACE 長嶋万記】

「前半レースの感触をもとに調整した結果、手応えがありました。ターン回りと出足系は仕上がってきています」と語ったのは、3日目連勝とした長嶋万記。直線も徐々に良化傾向にあり、あとは「毎日しっかり調整する」ことだ。

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その長嶋万記の4日目は10R6号艇の1走(上図参照)。1号艇にはイン戦に強い前田将太、その他の4人がSGタイトルホルダーと強豪ぞろい。「グリップ感のある舟足」と「バードアイ」を武器に戦うことになる。無事故完走すれば6.20で準優当確ラインにいるが、レースは何が起きるかわからない。

「社会を鳥の目で俯瞰(ふかん)し全体像を見ること」を大切にしているという長嶋万記は、「そうした視点を持つことで、自分の立ち位置がわかり何をなすべきか大局的に判断できる」という。
座右の「バードアイ」は、当然レースにも反映している。
ましてや6号艇ともなれば、5艇の動き全体を瞬時に判断しなければならず「バードアイ」は欠かせない。興味深い一戦である。

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児島のSG第28回オーシャンカップ4日目の模様は、きょうも公式YouTubeで午後2時から配信される。
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