【BOATRACE】茅原悠紀、井口佳典、関浩哉ら会心勝利! 尼崎G2全国ボートレース甲子園開幕

BOATRACE
チーム・協会

【(C)BOATRACE】

 兵庫県尼崎市のボートレース尼崎で4日、「G2第5回全国ボートレース甲子園」の初日が開幕した。本家甲子園にほど近い尼崎を舞台にレース前にはオープニングセレモニーが行われ、元プロ野球選手の桧山進次郎氏が、特別に作られたマウンド上から始球式を行った。

【(C)BOATRACE】

 その後、全国各都道府県の出身地から選出された代表選手が、プラカードを持った女性に先導されて入場。ウグイス嬢のアナウンスとともに、「〜〜君」「〜〜さん」と紹介され、選手らはマイクの前で健闘を誓った。また、地元兵庫代表の稲田浩二(38歳)【写真下】が高らかに選手宣誓を行い、1R前からボルテージは高まった。

【(C)BOATRACE】

 初日は1Rから気温が30度を超え、“センタープール”らしく、4R以降はホーム向かい風が吹いてきた。メイン12Rドリーム戦は、2枠茅原悠紀(岡山出身35歳)【冒頭の写真】が制した。イン池田浩二がコンマ05の仕掛けに対し、茅原も07を決めた。1マークは池田のターンが少し流れたのを見逃さず、鋭い差しハンドルで抜け出した。池田は2マークで逆転を狙ったが、桐生順平、馬場貴也を回しての差しとなり2着。3着には桐生が入った。

【(C)BOATRACE】

 予選組では、三重県出身の井口佳典(45歳)【写真上】が華麗に見せた。前半2Rは大外回り。4カドの85期同期・田口節子が攻めてまくり差しに変わったところ、井口は2コース今垣光太郎、3コース鹿島敏弘の間をまくり差して、バックは田口、岡崎恭裕と3艇並走から内有利に先取り。6枠で貴重な勝利を飾った。後半9Rは中島孝平にまくられたのが響き、道中大接戦の3着争いに競り負け4着だった。反撃に燃える2日目は、10Rに登場する。枠番、メンバーは次のとおり。

<尼崎 2日目 10R 予選>
1枠 丸野 一樹(京都府出身)
2枠 桐生 順平(福島県出身)
3枠 下條雄太郎(長崎県出身)
4枠 高橋 直哉(秋田県出身)
5枠 井口 佳典(三重県出身)
6枠 飯山  泰(長野県出身)

 丸野一樹、桐生順平の内枠両者が人気を集めるが、ともに気配面は微妙。さらに、3枠下條雄太郎がフライング2本持ちとあって、スロー勢の仕掛けは不安が残る。井口がダッシュを利かせて強気に攻める。

【(C)BOATRACE】

 群馬県出身の椎名豊、関浩哉(28歳)【写真上】がともに勝利をつかんだ。特に、施行者希望枠の関は会心の走りだった。前半1Rは5コースから差して2着。逃げた椎名と群馬ワンツーを決めると、後半7Rは4カドからスリット後に伸びて、1マークはイン西島義則に抵抗させず、豪快にまくり切った。今節の関は実績確かな13号機を駆り、レース足、行き足は軽快だ。今年は6月常滑G3イースタンヤングの優勝こそあったが、大舞台では目立った活躍ができていない。きっかけをつかもうと、必死の思いで臨むはずだ。

 ほかでは、元高校球児の高知県出身・片岡雅裕が通算1000勝を達成した。8Rは4カドから軽快に伸びて、1マークはまくり差した。また、福井県出身の中島孝平が初日ただ1人の連勝を飾った。

上記のレース配信はBOATRACE公式映像配信サービス「BOATCAST」で配信中。
全レースの映像をいつでもどこでも視聴することができる。
その他レーサー関連のコンテンツや、毎日のNEWS配信など豊富なラインナップを楽しむことも可能だ。
BOATCASTは【↓に記載の関連リンク】からアクセスできる。BOATCASTでレースをさらに楽しもう。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

BOATRACEオフィシャルウェブは、ボートレースに関する数多くのお役立ち情報を提供しているポータルサイトです。 レースの開催日程をはじめ、速報性のあるNEWS情報、初心者にも分かりやすいボートレースの楽しみ方、 過去の記録をまとめたデータ集など初心者~既にファンの皆様までどなたにも活用していただけるウェブサイトとなっております。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント