浜名湖オールレディース（6月29日～7月4日開催）が29日に開幕する。2023年後期A1級からは中谷朋子（兵庫）、大瀧明日香（愛知）、細川裕子（愛知）、長嶋万記（静岡）、三浦永理（静岡）、浜田亜理沙（埼玉）、渡邉優美（福岡）が参戦。そのほかにも鎌倉涼（大阪）、金田幸子（岡山）、佐々木裕美（山口）らが登場し、サマータイム開催(初日12R締切予定時刻17時10分)で激戦を繰り広げる。

　初日のメインカードは12Rのドリーム戦。ファン投票上位6人によって争われる。

＜浜名湖 初日 12R ドリーム戦＞
1号艇　長嶋　万記（静岡） 今年1コース1着率84％
2号艇　鎌倉　　涼（大阪） 今年2コース1着率33％
3号艇　渡邉　優美（福岡） 今年3コース1着率26％
4号艇　浜田亜理沙（埼玉） 今年4コース1着率23％
5号艇　三浦　永理（静岡） 今年5コース1着率4％
6号艇　中谷　朋子（兵庫） 今年6コース1着率14％
　※()内は支部

　ファン投票1位で1号艇となったのは地元の長嶋万記(静岡支部42歳)【冒頭の写真】だ。今年は早くも優勝6回、獲得賞金も女子部門でトップと僅差の2位にいる。今年インは37戦31勝で1着率84％という女子トップクラスの数字。今節も盤石の走りで地元ファンの期待に応えるか。

　ただ、長嶋は浜名湖のドリーム戦1号艇では意外にもやや苦戦気味。2017年の浜名湖オールレディースでは初日ドリーム戦1号艇でイン戦2着に敗れて3連単3万円台の高配当となり、2019年の浜名湖オールレディースでも初日ドリーム戦1号艇でイン戦3着に終わっている。今節はきっちり勝ち切りたいところだ。

　舟券のカギになるのは4号艇の浜田亜理沙(埼玉支部35歳)【写真上】か。今年4コースは26走して1着6本（1着率23％）、2着11本（2連対率65％）の好成績。この6勝のうち1勝が3月の蒲郡オールレディース優勝戦で、4コース差しを決めてインの長嶋万記を破っている。

　浜田は今年の平均スタートタイミングがコンマ16だが、4コースに限るとコンマ13と大幅に速くなっている。カドからスリットで先手を奪って自在の立ち回りを見せるのが特徴だ。

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