夏のポスター「キングオブコンビ」の異次元クオリティ ポスター制作の裏側に迫る
【オリックス・バファローズ】
写真:2022年と2021年の夏のポスター 【オリックス・バファローズ】
◆面白さに極振り
「球団には『ラオ福』『みやくれ』と、おなじみのコンビがいてコンビ推しのファンも多い」とお笑い賞レース風のビジュアルに仕上げることを決めた。バファローズ大好き芸人がネタバトルを繰り広げる「Bs-1グランプリ」の人気ぶりも踏まえながら「大阪の球団ですし、お笑いはやっぱりファンに刺さりますね」と考えを語る。
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◆ほんまにおりそう感
重視したのは「ほんまにおりそう感」。選手同士の仲の良さも踏まえながら、共通点を見つけてコンビを作る。コンビ名は、名前や個性、プレースタイルを生かし、時にはパロディも取り入れた。
岡山県備前市出身の山本由伸投手と頓宮裕真選手は実家が隣同士であることから「奇跡の幼馴染」をキャッチフレーズにコンビ名は「おとなりさん」。色違いのネクタイを締めたスーツ姿で、二人でお家のポーズを作って仲良しをアピールする。2年連続沢村賞のエースと、打率リーグトップをひた走る長距離砲のコンビに、ファンからは「めっちゃ正統派漫才しそう」「大爆勝の大本命」と絶賛する声が上がっている。
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◆なりきった選手の表情に注目を
どの選手も完璧ななりきりを見せているが、中でも後藤が「化学反応を起こしてくれました」と話すのが「ジョニスパック」のコンビ。
写真:ハリセンを片手にポーズをとるワゲスパック投手 【オリックス・バファローズ】
写真:照れ笑いを浮かべる黒木投手 【オリックス・バファローズ】
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全力投球で撮影に臨んでくれた選手たちに後藤は「野球だけでなく撮影もプロフェッショナル。こちらからのオーダーにしっかりと応えてくれました」と感謝しきりだった。
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◆スコアラーも登場
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◆妄想がとまらない
オリ姫デーのアイドル路線から一転。選手たちのお笑いのポテンシャルを存分に見せつけた夏のポスター。「大爆笑」からの「大爆勝」の夏に期待したい。(西田光)
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