鷹の人気イベントが名称変更した理由。タカガール♡デーはピンクフルデーへ
【「ピンクフルデー」キービジュアル(C)SoftBank HAWKS】
長年ファンに愛されたイベントの名称をなぜ変更したのか……球団公式noteにつづられた、新名称に込めた想い、名称変更の理由を紹介していく。
「イベントの人気が名称を超えた」担当者が抱えた葛藤
きっかけは、イベント準備を進めていくなか「『タカガール♡デー』という名称は、本当にこのイベントにふさわしいものだろうか?」と、プロジェクトメンバーの間で生まれた疑問。
「コロナ禍で観客動員に苦戦していた昨シーズンも、最初に満員御礼となったのがタカガールデー。当初は女性をターゲットにして始まりましたが、イベント開始時から16年の時を経て世代・性別問わず全員が楽しめる人気イベントとなり、その知名度は鷹の祭典に次ぐ大型イベントへと成長しています。イベントの人気が名称を超えてしまったと言っても過言ではありません」
イベントの成長にあわせ、名称も進化させ、よりふさわしい名称でさらに多くのファンへイベントを届けることに踏み切った。
ファンからの公募で決定「ピンクフルデー」誕生
【「ピンクフルデー」ロゴ(C)SoftBank HAWKS】
「タカガールデーは、他のイベントと比較して、チームの勝敗に関係なく来場者の満足度が高いイベントです。ピンク色に染められた球場内やバルーンの装飾など、徹底的に非日常の世界観を創出することで、ファンが主体的にそれぞれの楽しみ方でイベントを満喫してくれます。
このイベントは選手やチームが主役なのではなく、ファンが主役のイベントなのです。新名称は私たちだけで決めるのではなく、主役であるファンの皆さんと一緒に決めたいという結論になり、一般募集することにしました」と、鳥原さんは記す。
「イベント内容が伝わりやすい名称か」「全員が楽しめるイベント名称か」などを軸に絞っていき、その結果、タカガールデーの歴史と象徴であるピンク色と、満ちるという意味の「フル」をかけ合わせることで、球場がピンク一色に満ちるのはもちろん、来場した全員の「楽しい」や「感動」が満ちる1日になってほしいという想いを込めて「ピンクフルデー」に決定した。
【イベント期間中来場者全員に配布されるピンクフルユニフォーム(C)SoftBank HAWKS】
「名称変更をすることは、タカガール♡デーが終わるということではなく、タカガール♡デーがイベントの名称をも超え、誰でも楽しめるイベントに進化したということ。「ピンクフルデー」はファンと球団職員の想いが込められた名称であること、そして、名称が変わってもこれまでと変わらずファンの皆さんに最高の1日をお届けするイベントであるということです。新名称として始動する今年のピンクフルデーがどんな日になるのか、ぜひ楽しみにしていてください」
「ピンクフルデー2023」は5月20日(土)・21日(日)対埼玉西武ライオンズ戦で開催。ピンクフルデー2023特設サイトでは当日のイベント情報などを続々と公開中。
※リンク先は外部サイトの場合があります
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