【新潟vs川崎】ホーム連戦をものにしたい残留崖っぷちの新潟が川崎を迎え撃つ

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■新潟アルビレックスBB vs川崎ブレイブサンダース(@シティホールプラザアオーレ長岡)

GAME1:4月15日17時35分、GAME2:4月16日13時5分

 B2降格圏となる全体24位の新潟アルビレックスBBは前節、ホーム3連戦の初戦となった三遠ネオフェニックス戦を90-73で制した。前半にリードを奪い、課題の第3クォーターも28-12と突き放した。チーム全体で25本のアシストを記録し、コフィ・コーバーンが28得点をマーク。前々節のサンロッカーズ渋谷戦GAME2で苦しんだ3ポイントシュートもチームで18本中9本を決めた。

 ただ、B1残留に向けて崖っぷちは続く。『B.STATS LAB』によると、新潟の降格マジックは「5」に迫る。迎え撃つ川崎ブレイブサンダースには今シーズ2戦2敗。相手の堅守を崩せず、得点は60点台と苦戦した。コーバーンへの厳しいマークが予想されるため、前節以上にボールを動かして、3ポイントシュートを放つか、ドライブで攻め込むか。モサク オルワダミロラ 雄太 ジョセフには2戦連続2ケタ得点の期待がかかる。

 川崎は前節、サンロッカーズ渋谷を103-75で破り、「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」進出を決めた。28得点14リバウンド9アシストという“トリプルダブル”に迫る活躍を見せたニック・ファジーカスを筆頭に、第3クォーターを46-18と圧倒。ディフェンスでも16個のターンオーバーを誘うなど、攻防両面で強さが際立った。

 川崎は新潟のインサイドに対するディフェンスで工夫が必要だろう。前節でコーバーンとマッチアップした三遠のカイル・オクインがファウルトラブルに陥っただけに、ファジーカスやジョーダン・ヒースなどを中心に相手ビックマンにボールを持たせたくない。また、古巣戦となる納見悠仁は中地区優勝マジック「5」を減らすべく、3ポイントシュートを打ち抜けるか注目だ。

文=大橋裕之

■ロスター

・新潟(HC:コナー・ヘンリー)
川村卓也
モサクオルワダミロラ雄太ジョセフ
澁田怜音
ケヴェ・アルマ
杉本天昇
木村圭吾
綿貫瞬
コフィ・コーバーン
ロスコ・アレン
池田雄一
遠藤善
玉木祥護
小池文哉※特別指定

・川崎(HC:佐藤賢次)
藤井祐眞
マイケル・ヤングジュニア
篠山竜青
増田啓介
前田悟
鎌田裕也
納見悠仁
ニック・ファジーカス
マット・ジャニング
熊谷尚也
長谷川技
ジョーダン・ヒース
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