3月22日、CAR3219フィールドで行われた埼玉西武と千葉ロッテのイースタン・リーグ公式戦、第2回戦は3対2で千葉ロッテが勝利した。

　千葉ロッテの先発は土肥星也投手。初回、長谷川信哉選手に先頭打者本塁打を浴びると、2死1、3塁のピンチで味方の失策も重なり、立ち上がりに2点を失ってしまう。

　それでも打線は3回表、2死1塁から西川僚祐選手の左中間を破る適時二塁打で1点を返すと、なおも満塁のチャンスで谷川唯人選手が2点適時打を放ち、逆転に成功する。

　土肥投手は2回以降立ち直って3回限りで降板。4回からは2番手・中村稔弥投手が2イニングを投げ切り、6回裏は東妻勇輔投手が1イニングを無失点に抑える。7回裏を東條大樹投手、8回裏を唐川侑己投手がそれぞれ3者凡退に打ち取ると、9回裏は小沼健太投手が締めて3対2で試合終了。

　勝利した千葉ロッテは3回表に挙げた3得点を守り抜いた。2番手の中村稔投手が2回35球1安打3奪三振無失点の内容で今季イースタン初勝利をマークしている。一方の埼玉西武は、上間永遠投手が2.2回3失点と先発の役割を果たせず。打線もわずか4安打と、つながりを欠いた。

　 １２３４５６７８９ 計
ロ ００３００００００ ３
西 ２００００００００ ２

ロ 土肥星也-○中村稔弥-東妻勇輔-東條大樹-唐川侑己-小沼健太
西 ●上間永遠-三浦大輝-大曲錬-佐々木健-羽田慎之介-増田達至

文・和田信