きょう19日開幕した芦屋一般戦 兵庫の加藤翔馬がドリームレースに参戦

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【(C)BOATRACE 加藤翔馬】

ボートレース芦屋はきょう19日、一般戦が開幕した。最終12Rはシリーズのメインレーサーが集う「ドリームレース」。モーニング開催なので、午後2時27分に締め切られる予定である。
そこにはSGウイナーのベテラン江口晃生をはじめ強豪レーサーが名を連ねているが、25歳の若手が1人加わっている。兵庫支部の加藤翔馬【写真2枚】だ。

【(C)BOATRACE】

2014年11月にプロデビューした加藤翔馬は、2022年後期にA1初昇格(勝率6.42)を果たすと、今期(2023年前期)も6.64で連続A1としている。地力をつけているのは間違いない。
そして、2016年12月の初優勝(尼崎)がそうであったように、3コースが得意で攻め切るスタイルのレーサーである。

【(C)BOATRACE 加藤翔馬】

「ボートレーサーが夢」で、6歳の頃からカートレースに取り組んできた加藤翔馬。闘争心や勝負勘は、そうした実戦で磨かれてきたといっていいだろう。競い合うことが好きなのである。

だからこそ、まずは同期に負けないよう切磋琢磨(せっさたくま)してきた。
それは例えば、115期の修了記念競走で優勝した野中一平(加藤翔馬は2着)であり、2018年の若松九州地区選でG1ウイナーとなった仲谷颯仁であり、2018年の浜名湖ヤングダービーや昨年5月の津の周年記念を制している関浩哉である。

「養成所時代はそんなに負けていなかったのに、差をつけられたのは努力が足りないから」という過去の発言は、自身に向けられた戒めであり励まし。努力という言葉を口にした時点で、調子に乗って一気に成績を上げようという安直な考えがないことが分かる。つまり、焦らず地道に力をつけてきたのだ。

そういう意味で、強くてうまいレーサーがそろったドリームレース参戦には意味がある。
おそらく6コースになると考えられるが、その不利な位置からどうボートを進めてくるのか、若者の可能性に注目したい。

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