試合終盤の失点で悔しい勝ち点1【マンチェスター・シティ】

マンチェスター・シティFC
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【©︎ManCity】

ノッティンガム・フォレストに1-1で引き分け、リーグ順位は2位に後退

 試合数が1つ少ないアーセナルに勝ち点で並ぶも得失点差で上回り、プレミアリーグ首位に立ったマンチェスター・シティ。プレミアリーグ第24節は、アウェイでノッティンガム・フォレストと対戦した。

 ポゼッションの大部分を占めたマンチェスター・シティ。キックオフから8分後に最初のチャンスが訪れる。公式戦7試合ぶりに先発に復帰したフォーデンから絶妙のボールを受けたグリーリッシュがシュートを打つも、ものにすることはできない。

 最初の15分間で91%のポゼッションを記録したシティだが、期限付き移籍でフランスのパリ・サンジェルマンから加入したコスタリカ代表GKケイラー・ナバスの活躍もあり、なかなか先制点を奪うことができない。

 フラストレーションが溜まる展開となったが、41分に素晴らしいゴールで報われた。左サイドからのコーナーキックが流れ、グリーリッシュが右サイドでボールを拾うと、バイタルエリアで待ち構えていたベルナルド・シウバに横パス。ポルトガル代表MFはこのボールをダイレクトで狙い、ゴール上に見事なシュートを突き刺した。利き足ではない左足でのダイレクトシュートに、流石のナバスも対応することはできなかった。

【©︎ManCity】

 1点リードで後半を迎えたシティは、48分にもベルナルドのスルーパスからフォーデンとハーランドでGKと2対1のチャンスを作り出すも、フォーデンからハーランドへのラストパスは必死に戻ってきた相手DFにカットされてしまった。

 その後もコーナーキックからラポルトの至近距離ヘディングシュートやハーランドのボレーシュートで相手に襲いかかるも、奮闘するナバスのゴールを破ることができない。

 再三のチャンスを逃してしまうと報いを受けてしまうのがサッカーの恐ろしいところ。この試合ではそんな嫌な雰囲気が現実のものとなってしまう。84分、相手に自陣左サイドの突破を許すと、グラウンダーの鋭いクロスに途中出場のクリス・ウッドがペナルティエリアで合わせて同点。試合終盤の値千金のゴールに、ホームのフォレストファンが感情を爆発させた。

 首位争いのライバルであるアーセナルがアストン・ヴィラに勝利する中、悔しい引き分けに終わったマンチェスター・シティ。この日の試合結果により、勝ち点2差で再びアーセナルにリーグ首位を奪われている。

ゴール
0-1 マン・シティ:ベルナルド・シウバ(41分)
1-1 N・フォレスト:クリス・ウッド(84分)
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著者プロフィール

マンチェスター・シティFCは、1880年に設立されたイングランド・マンチェスターに本拠地を置くサッカークラブで、プレミアリーグに加盟しています。44シーズンぶりとなるリーグ制覇(2011-12シーズン)や、プレミアリーグ史上初の勝ち点3桁でのリーグ優勝(2017-18シーズン)など、近年世界で最も勢いのあるクラブとして知られています。

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