1月19日現地20時に行われたプレミアリーグ第7節、マンチェスター・シティはホームでトッテナムと対戦。グアルディオラ監督は、評価急上昇中のクラブ生え抜き選手であるリコ・ルイスや、ワールドカップ明けから好調を維持しているマフレズを先発に起用した。

　前半はお互いにシュートチャンスを迎えるもなかなか決定的なシーンは生まれず、スコアレスでハーフタイムを迎えそうな雰囲気に。しかしトッテナムが一瞬の隙を見逃さなかった。

　44分、GKエデルソンの自陣でのパスの乱れから相手にボールを奪われると、トッテナムのクルゼフスキがペナルティーエリア内でフリーの状態でシュート。楽々とトッテナムが先制する。そしてそのゴールから僅か3分後にも、自陣左サイドの突破を許し2失点目。険悪なムードでハーフタイムを迎えてしまう。

　しかし昨季王者のメンタルは強靭であった。51分にマフレズが個人技で右サイドを突破して中にボールを放ると、何度かの混戦の後にこぼれ球をフリアン・アルバレスが押し込み、スコアは1-2に。

　さらにその2分後、ロドリの浮き玉パスに反応したマフレズが頭で中央に戻し、最後はハーランド。規格外ストライカーの同点弾でシティが同点に追いついた。

　勢いに乗るチームは、ペリシッチにエリア内でシュートを打たれるピンチをリコ・ルイスの守備で防ぐと、63分には個人技で右サイドを突破したマフレズがニアサイドを撃ち抜く見事なシュートで逆転ゴール。スタジアム内のボルテージが最高潮に達する。

　試合終了間際にもマフレズがゴールを決め、最終的なスコアは4-2。2点ビハインドをひっくり返す見事な逆転勝利で、マンチェスター・シティは勝ち点3を獲得した。

ゴール
0-1　トッテナム：クルゼフスキ（44分）
0-2　トッテナム：エメルソン（45+2分）
1-2　マン・シティ：アルバレス（51分）
2-2　マン・シティ：ハーランド（53分）
3-2　マン・シティ：マフレズ（63分）
4-2　マン・シティ：マフレズ（90分）